994. 後で分かるよ。
Scenario: 台所のリフォームをすることになって、食洗機をつけるかどうか迷っている。結構大きいのでそこを収納にすればかなりのものを入れることができるだろう。食器は手で洗ってもいいかなと考えていると、友人は絶対食洗機をつけるべきだという。そしてこういった。
「後で良かった-って思うよ。」
"(You'll) Thank me later."
【ポイント】"Thank me."もある。
感謝を表す"Thank you."はよく使うのに、"Thank me."となるとほとんど使ったことがないかもしれませんが、英会話では結構使われています。
英語をそのまま日本語に置き換えると、「私に感謝しなさい。」となりますが、"later"をつける場合がほとんどです。「今は懐疑的かもしれないけれど、後で私に感謝することになる。」という意味で使うことが多いからです。
"You'll thank me later."
「後で私に感謝することになりますよ。」
⇩
「後で私の言うことを聞いてて良かったと思うわよ。」
"You'll"を省略すると命令形になります。
「このことに対して」をつけるなら、"for this"というように"for ~"を付けます。
"later"の代わりに"one day"(いつか)も使えます。
You’ll thank me for this one day, Laura.
いつかこのことで、私に感謝することになるわ、ローラ。
(いつかわかるよ、ローラ。)
のように。
命令形はもともと、相手が分かっていることなので、"You/You'll"を省略した形です。
時々、"You"を付けて強い命令にすることもあります。そのときは、"You"を強く言って、その後、ちょっと一呼吸おく感じでいうと、
"You, go there." 「お前、そこ行けよ。」といった感じになります。
"Thank you."は、命令形ではありません。主語の"I"を省略した形です。
ここで、クイズです!
私、あなた以外に対する命令文を作る場合はどうしたらいいと思いますか?
「みなさん、席について!」
「後ろの人、解答用紙を集めてくださーい!」
などですが、みなさんが思いついた文を作ってコメント欄に書いてくだされば、解説します。
明日は、「礼はいいよ。」です。
読んでね。
Englishラボのらぼでした。
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