らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1003. 始めはミートボールだったんだけどね。

Scenario: ミートソースのスパゲッティを作ろうと思ったのだが挽肉がないのに気付いた。そのかわりにミートボールがあったので、ミートボールスパゲッティにすることにした。しかし作っているうちにミートボールが崩れてぐちゃぐちゃに。ミートボールのかけらを見た家族が、「これ何?」って聞いたのでこう言った。


「始めはミートボールだったんだけどね。」



"They started off as balls."



【ポイント1】"start"の使い方の幅を広げる。


"start off"は"start"だけで使うこともできます。


The restaurant started(off) as a small take-out place.
そのレストランは小さな持ち帰りの店として始めた



"start"だけだと、「始める」という動作だけを表しますが、"off"(離れて)という副詞をつけることで、「離れて動き始める」ニュアンスが出てきす。


いくつか例をあげます。


現在女優として活躍している人を見ながら・・・
"She started off as a dancer in the 1950s."
「彼女50年代にはダンサーだったのよ。」
※「彼女の人生は50年代にダンサーとして始まり、今や大女優ね。」といった感じです。


次のように、後半を続けると、さらに内容が具体的になります。


The games started off as a social event, but players soon became competitive.
その試合は始めは親睦的なイベントだったが、すぐに競争意識丸出しになった。




【ポイント2】"start off"の後を形容詞にしてみる。



"start off + as 名詞"で、「~として始める」ですが、


名詞ではなく形容詞にしたいこともありますね。そんなときは、"as ~"の部分をとってしまって、形容詞を置くだけでいいです。


The puppies start off white, and get their black spots later.
その子犬は始めは白いですが、後で黒い斑点が出てきます。


こうすると、また一段と会話の幅が広がりますね。



明日は、「もうちょっとで思い出せそう。」です。日本語では、「ここまで来てんだけど。」って喉の当たりで手を水平にするジェスチャーをいれる?「のどまで出かかってる」という日本語は、「のどにひっかかってる」とは違うよね。。。声帯がのどにあることを言ってる?
とりあえず、読んでね。



Englishラボのらぼでした。