らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1108. いつかいい人が現れるわ。

Scenario: 結婚願望がある友人。婚活パーティーにも出かけているようなのだが、なかなか付き合いたいと思う人がいないとこぼしていた。私はこう言って励ました。


「いつかいい人が現れるわ。」



"You'll be found."



【ポイント】受動態を効果的に使おう。



受動態の形は、"be動詞+過去分詞"の形で表します。
学校では、
「能動態」は、「~する」に対して「受動態」は「~される」
という意味になると教えています。そして、受動態の後ろには、"by ~"を付けて、「~によって」というその行為を行う人(もの)を付けます。"by ~"は、特に必要な情報のときのみ使われることが多いです。


英語では能動態中心で受動態はあまり使われないと考えるのは良くないと思います。


受動態を使った方が自然である場合を4つあげてみます。


① 動作を行った人が特定できない場合。


The door is broken.   
ドアが壊れている。


He was attacked on the street.
彼は街で襲われた。


Most of the forests was destroyed.
森のほとんどが破壊された。


My bag was stolen.
バッグが盗まれた。



② 誰がやったのかが重要な情報ではない場合。


I was locked out.
カギがかかってて入れなかった。


This shirt is made in Italy.
このシャツはイタリア製です。


The kids were excited.
子供たちは大喜びだった。



③ 主語が話題の中心になっている場合。


This house was built in 1860.
この家は1860年に建てられました。


This letter was written 100 years ago.
この手紙は100年前に書かれました。


The work will be done soon.
その仕事もうすぐできます。


My chair was fixed.
椅子が治った。


Your name was called.
名前が呼ばれたよ。


The game was held in Tokyo.
その試合は東京で開かれた。



⓸ 一般的な事象。

It is said this house is 100 years old.
この家は築100年と言われている。


He is believed to be a genius.
彼は天才だと思われている。



今日のフレーズの"You'll be found."は一度使って見たい受動態です。
「今は特定できないけれど、いつかは・・・」といった感じと、相手を中心にして言うフレーズが、日本語にはない優しい気持ちを伝えていると思います。


Englishラボのらぼでした。