らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1271. 調子に乗るんじゃないよ。

Scenario: 最近は転職する若者が多いという。中には動画を使った副業でかなりの収入を得ている人もいるらしい。自分の動画の再生数が増えて喜び、息子も「これからは楽して儲ける時代だ。」と言って就職しようとしない。夫は息子と色々もめたに(→1206)末に、こうこう言った。


「調子に乗るんじゃないよ!」




"Don't go getting on your high horse!"



【ポイント】"high horse"とは何か?


ウェブスターに"high horse"の意味が載っています。


"high horse"
an arrogant and unyielding mood or attitude

横柄で考えを変えようとしない雰囲気や態度


文字通り高い馬の背中に乗っている感じです。
"Get off"に、"your high horse"を続けると、
「自分が乗っている高い馬の背中から降りろ。」ということになります。
そのイメージはこんな感じです。



"Get off your high horse."
「偉そうにするんじゃない!」


という表現になることもあります。


ロングマンには、


"be/get on your high horse"


の説明としてが次のように載っています。


to give your opinion about something in a way that shows you think you are definitely right and that other people are wrong
何かについて、自分は間違いなく正しく、他の人は間違っていると考えていることを示すような態度で、自分の意見を述べること


今日のフレーズの、"Don't go getting on your high horse."


では、"go getting on"は、"go and get on"のことで、「どんどん行く」というニュアンスを表しています。


次のように使います。(マクミランより)


Before he gets on his high horse, he should consider the consequences of the inflation.
偉そうなことを言う前に、インフレの結果を考えるべきだろう。


Don't take that high horse attitude with me! 
俺にでかい面するんじゃない!


"high horse attitude"のように、"high horse"を形容詞的に使ってもいいですし、"get off"(降りる)や"get on"(乗る)と一緒に使って、様々な比喩的表現をすると面白いと思います。



"high horse"を使って、会話文を考えてみましょう。
できたら、コメント欄で送ってね。


明日は、「彼が心の支えです。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。