らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1269. お前は強敵だよ。

Scenario: 現在高校の柔道部に入って、毎年県大会に出場している。来年も出場するつもりでいたが、(→580) 今年、中学の時から様々な大会で優勝経験のある生徒が入部して来て、自分と県大会出場の権利を争うまでに成長している。もしかすると、彼は自分より強くなるかもしれない。


「お前は強敵だよ。」



"You're such a threat. "


【ポイント】"threat"が、「驚異的な存在」という意味で使われることがある。


今日のフレーズのように、人やものを主語にして、これから起こり得る危険な状態を表す場合に、可算名詞(単数になることが多い)として使われます。


今日のフレーズのようなシチュエーションで使うと、言い方によって相手がすごいことを認めて、誉め言葉として使うこともできます。


「大きな脅威」というときの、「大きな」を表す形容詞として、次のものがよく使われます。(形容詞が最上級になることもあります。)



big
great
serious
major
such a   



"to ~"をつけて、「~にとって」を付け加えることができます。


"threat"に様々な形容詞をつけた例を挙げます。(ロングマンを参考にしています。)


The fighting is a major threat to stability in the region.
その地域の安定した状態にとって、その争いは重大な脅威である。


Pollution is a real threat to fish.
汚染が魚にとって現実的な脅威となっている。


The biggest threat to our planet is global warming.
我々の惑星にとって最も大きな脅威は、温暖化である。


Water shortage is a potential threat to the future of agriculture.
水不足は、農業の未来を脅かす可能性がある。


The volcano erupted on Thursday, but there is no immediate threat.
木曜日に火山が爆発したが、緊急事態のレベルではない。


High cost of living is a direct threat to us.
高い生活費が我々にとって直接的な脅威となっている。


Bad weather is a regular threat in mountains.
山では悪天候がつきものだ。


There is another threat that the violence will break out.
また暴力事件が起こる恐れがある。



形容詞の他に、名詞を前に置いたり、"of ~"をつけて、「~の脅威」という使い方をしたりすることもあります。通常”the"を付けて使います。
所有格を使うこともできます。



your threats  (様々な脅威が考えられるときは複数にすることが多いです。)
the threat of military invasion     軍の侵略の恐怖
phone threats   電話での脅し
terrorist threats   テロの脅威
the nuclear threat    核の脅威
a bomb threat    爆弾の脅威
the threat of famine    飢饉の脅威
the threat of extinction   絶滅の脅威
the threat of inflation    インフレの脅威


などがあります。



"threat"が入った文や会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「みんながお前の思うように動くと思ったら間違いだ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。