らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1333. 彼がリーダーシップを発揮してくれる。

Scenario: 業務拡張に伴って、新しいプロジェクトが立ち上げることになり、誰をリーダーにするか決めなければならない。複数候補者が上がっているが、新しく外部から雇うという案が出て、一人の若者が紹介された。


「彼はリーダーシップを発揮してくれますよ。」




"He can take on the leadership."



【ポイント】"take on"で会話の幅が広がる。


基本的な動詞と副詞を合わせることで、堅い感じがする単語を使うより自然な会話ができます。今日はそんな句動詞の中から"take on"を取り上げます。4つのパターンに分けて意味と使い方をご紹介していきます。(定義と例はロングマンを参照しています。)


① 人を雇う場合に、"hire"の代わりに使ってみる。


We’re taking on 50 new staff this year.
今年は新しく50人スタッフを採用するぞ。



② 仕事を引き受ける場合に、"accept"の代わりに使ってみる。


Don’t take on too much work – the extra cash isn’t worth it.
あまり多くの仕事を引き受けるなよ。余計金がかかって割に合わないぞ。


He takes on responsibility for the whole event.
彼がそのイベント全体の責任を負っています。



③ 特定の印象を表す場合に、"present"や"express"の代わりに使って見る。


Her face took on a fierce expression.
彼女の顔には、険しい表情が浮かんだ


His life had taken on a new dimension.
彼の人生は新たな次元に突入した


Our website is taking on a new look.
ウェブサイトのデザインが新しく生まれ変わりました。


The war took on a different meaning.
その戦争は異なる意味を呈するようになりました。



④ 相手と争う場合に、"compete"や"fight"の代わりに使って見る。


This evening Manchester United take on Barcelona.
今晩、マンチェスター・ユナイテッドはバルセロナに挑む


He was prepared to take on anyone who laid a finger on us.
彼は、私たちに指一本でも触れたら、誰でもやっつける覚悟でいた。



"take on"を使って会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「出荷は予定の半分だった。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。