らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1334. 出荷は予定の半分だった。

Scenario: 小麦の輸入量が減り、影響を受けているスナック製造業者が材料の仕入れや値段の再検討で頭を痛めている。いつも工場から小売業者に出荷している商品が少なくなり、このように言っていた。


「出荷は予定の半分だったよ。」




"The shipment was half of what it was supposed to be."



【ポイント1】"be supposed to"を使おう。


今日は"be supposed to"の使い方を3パターン説明します。


① 「しなくちゃだめでしょ。」「そういうことになってるんだよね。」といった感じになる。


We’re supposed to check out of the hotel by 11 o'clock.
11時までにホテルをチェックアウトすることになっているんだ。


I’m not supposed to tell anyone.
誰にも言わないことになってるんだ。


What time are you supposed to be there?
何時に行けばいいんだ?




② 「普通~ですよね。」といった感じになる。


日本語では、「でしょ?」、「普通そうだよね」という感じに近いです。


No one was supposed to know about it.
誰も知らない(はずの)ことですよね。


The meeting was supposed to take place on Tuesday, but we’ve had to postpone it.
会議は(いつもは)火曜日(なんだけど)のはずだったが、延期になりました。


The new laws are supposed to prevent crime.
新しい法律は(当然)犯罪防止になるはずでしょ?




③ 「~ってことらしいよ。」「みんなそう言ってるよ。」「だよねー。」といった感じになる。


話しの流れで、「みんながそう言ってるから」自分はそうだと思っているけれど、「え?そうじゃないの?」といった驚きの気持ちが加わることがあります。


The castle is supposed to be haunted.
この城には幽霊が出るってことらしいよ。


‘Dirty Harry’ is supposed to be one of Eastwood’s best films.
ダーティハリーはイーストウッドの最高傑作の一つだよね


Mrs. Carver is supposed to have a lot of money.
どうやらカーバー夫人は大金を持ってるらしいよ



【ポイント2】"what it was supposed to be"を応用しよう。


ここの"what"は関係代名詞で、"the thing which ot was supposed to be"に書き換えられます。
"it"(出荷量)が「普通そうであるはずだったもの」(ポイント1の②の使い方)ということです。


"it"や時制、また"be動詞”を一般動詞に変えたり、関係代名詞を関係副詞にしたりして様々な表現を作ることができます。
"be supposed to"のニュアンスを感じて色々作ってみましょう。


This is not the place where you are supposed to be.
こんなとこに来ちゃダメだよ。(ここはあなたの来るところじゃないよ。)


This is not what you are supposed to do.
こんなことじゃだめだよ。


What was I supposed to do
どうすればよかったの?


We sometimes do what we are not supposed to do.
私たちは時にやってはいけないことをしてしまうことがあるものです。


I forgot the time when we were supposed to meet him.
彼との打ち合わせの時間を忘れてしまった。




"be supposed to"を使った会話文を考えてみましょう。
できたら、コメント欄で送ってね。


明日は、「信頼は相互理解だ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。