らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1355. みんなデジタル化してるね。

Scenario: エアコンを買い替えた。設置に来てくれた電気屋さんが、作業終了の確認が終わったあと、タブレットを持ってきて、そこにサインを書いて欲しいと言う。以前はハンコだったが、最近はほとんどこの形になっている。


「みんなデジタル化してるのね。」




"Everything's going digital."



【ポイント】"go"は「行く」だけではない。


"go"は、自動詞で、目的語をとりません。


今日のフレーズで使っている"go"は、"linking verb"(連結動詞)と呼ばれている使い方で、"be"や、"become"と同じように使われているものです。後ろに形容詞がきます。


"be"が状態を表すのに対して、"go"を使うと、変わっていく動きを感じさせることができます。


ロングマンでは、この使い方を次のように説明しています。


to change in some way, especially by becoming worse than before
何らかの形で変化する、特に以前より悪くなる場合に使う


今日のフレーズの場合、話者は若い人ではなく、デジタルに慣れていなかったり、懐疑的だったりしているニュアンスがあるということです。
はっきり良い変化の時には、この使い方ではなく、副詞を使って表現します。


go well
go smoothly
go fine   (この"fine"は「問題なく」という副詞)


のように。


go +形容詞の例をロングマン、マクミランから挙げておきます。


The company went bankrupt last year.
その会社は去年倒産した


The bread’s gone moldy.
パンがカビてしまった


Her hair is starting to go grey.
彼女の髪は白髪になり始めている。


The crowd was going wild with excitement.
観客は興奮のあまり狂暴になっていた。


Louise had gone completely blind before she died.
ルイーズは死ぬ前に完全に失明していた。


We knew they would go crazy if they ever found out.
もし見つかったら気が狂うだろうと思った。

The milk smells like it’s going bad.

牛乳が腐りかけの臭いがする。


これだけ、"go+形容詞"の例文を読むと、気分が落ち込みそうです。。。(´;ω;`)


"go+形容詞"を使った会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「ごめん、いつもの癖で。。。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。