らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

276. 数ページ抜けてる本があったわ。

Scenario : 新学期になって、指定の本を購入したのだが、使っていてページがとんでいるのに気がついた。本屋に行って、こう言った。


「ページが落ちている本がありました。」



"I found a book with some pages missinng."


【ポイント】状態(状況)を表す時に使う"with"が便利。
"with"は元々、「くっついている」イメージなので、状態や状況を付け加えて説明するのにとても便利です。(学校の文法で習った、付帯状況のwithという用法でも説明できます。←独立分詞構文のところに書いてある場合が多いです。)


難しい文法を抜きにして、簡単に説明します。


 作り方は、with A+B の形です。


Aには、名詞がきます。(前置詞の後なので名詞)
Bには、補語がきます。(ここでは、形容詞か副詞と考えてください。)


それを「AがBの状態で」という感じで、前の文に続ければいいだけです。


例をあげます。
He was sitting with his legs crossed.
彼が座っていた ← 足は組まれた状態で  (his legs were crossed)
Don’t speak with your mouth filled/full. 話してはいけない ← 口を一杯にして (your mouth is filled)
I was reading with my dog sleeping beside me. 
私は読書をしていた ← 犬が横で寝ている状態で  (mu dog was sleeping beside me)
She was standing with her shoes off.
彼女は立っていた ← 靴をぬいだ状態で  (her shoes were off)
He stood up with his book in his hand.
彼は立ち上がった ← 本を手にしたまま (his book was in his hand)
I found a book with the cover ripped out.
本を見つけた ← 表紙がもぎ取られていた (the cover was ripped out)
She was crying with tears running down her cheeks.
彼女は泣いていた ← 涙が頬を伝っていた (tears were running down her cheeks)


withを使って、be動詞を使わずに、「AがB(の状態)で」とくっつければいいわけです。便利でしょ?


Englishラボのらぼでした。