らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

280. 彼、何か言ってきた?

Scenario : 友人のご主人、ご両親が住んでいるところがハリケーンの被害にあったらしい。彼は急いで故郷へ向かった。どうだっただろう?と心配で友人に聞いた。


「彼、何か言ってきた?」



"Any word from him yet?"


【ポイント1】"word"には、「情報」、「メッセージ」という意味がある。


ロングマンの例をあげます。


Word came that our duties would be changed.
我々の職務が変わるという情報が入った。

‘Have you heard from Ann?’ ‘No, not a word.’

アンから何か聞いてる?  ひと言もなし。


It’s a very small town and if you do something bad, word gets around.
すごく小さい町だから、もし何か悪い子としたら、うわさが広まるわ。


The word is that the two companies are planning a merger.
噂によると、あの2つの会社は合併を検討しているらしい。


Health officials are encouraging people to spread the word about the benefits of exercise.
健康課の人が運動の効用について情報を広めてくださいと言っている。


The mayor sent word he’d be late.
市長が遅れるというメッセージを送った。


Many of our clients come through word-of-mouth recommendations.
お客様の多くが口コミで来てくださっています。


【ポイント2】"yet"はアメリカ英語では現在形や過去形で用いてもよい。


学校文法では、完了形の疑問文、完了形の否定文で使うと習ったと思いますが、アメリカ英語の口語では、過去形でも使われています。現在形でも使えます。


ロングマンからの例では、


Did Joe come back yet?   ジョーはもう戻ったの?
It isn’t time to go yet.     まだ行く時間じゃない。


があげられています。  
"Don't open the box yet."(その箱、まだ開けないで。)
というように、否定の命令形でも使えます。


Englishラボのらぼでした。