らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

285. ブレーキ強く踏まないで!

Scenario : 自動車教習所に行き始めて1ヶ月。いよいよ路上運転ができるところまできた。今日はその初日。他の車が人に見えて、今にもどなられそうな感じがする。恐くてすぐに強くブレーキを踏んでしまうので、教官にこういわれた。


「ブレーキは優しく踏むんだ。」




"Take it easy on the brakes!"


【ポイント1】状況によって色々な意味になる"Take it easy."


"take it easy"は基本的には、次のような意味です。(定義はロングマンより)
 "it"は"things"になることがあります。


a) to relax and not do very much
  リラックスしてやり過ぎない      
  (例)Take things easy for a few days and you should be all right.
    2,3日ゆっくりすればよくなるはず。


b)  spoken    used to tell someone to become less upset or angry
   (口語で) あまり慌てたり、腹を立てたりしないように言う時に使う
   (例)Just take it easy and tell us what happened.
      そう慌てないであったことを話してください


c) American English spoken    used to say goodbye
   (アメリカ英語の口語で) 別れるときの挨拶で使う



【ポイント2】車のブレーキは大抵複数形。


「車のブレーキ」に関しては表現があります。ロングマンから拾って見ました。


「ブレーキを使う」という意味では・・・
put the brakes on       
(例)Put the brakes on – you’re going too fast.
    ブレーキつかいなさいよ。ーー速すぎ。


「急ブレーキを踏む」という意味では・・・
slam on/jam on/hit the brakes 
(例)The car in front stopped suddenly and I had to slam on the brakes.

    前の車が急に止まったから急ブレーキをかけなければならなかった


「ブレーキから足を離す」という意味では・・・
release the brake (この場合は単数形)
(例)The traffic lights turned green and I released the brake.
    信号が青になったのでブレーキから足を離した。


「ブレーキがきかない」という意味では・・・
brakes fail   
(例)Going down the mountain I was afraid the brakes might fail.
    山を下っているので、ブレーキがきかないかもと心配だった。


Englishラボのらぼでした。