らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

388. ショーが終わるまで2時間席立てないからね。

Scenario : 初めてディナーショーに行くことになった。会場につくとすでにかなりの人が席に着いていて、ショーの始まりを待っている。誘ってくれた友人は、化粧室に行くという。私もいっておいたほうがいいと言われた。


「ショーが始まったら2時間席立てないわよ。」



"You should sit through a two-hour show."


【ポイント1】長い日本語をすべて訳さなくてもすむ表現。


今日のフレーズの日本語にある、


ショーが始まったら
ショーが終わるまで
2時間の間
席を立つ


に当たる英語表現がありません。あるのは、「2時間のショーでずっと座る」という表現です。
短いですね。英会話のコツのひとつは、
「小さい子供に言うような言い方をする」
ということです。これは相手を子供扱いしているとか、赤ちゃん言葉を使うというわけではありません。
「簡単に言う」ということです。
難しい日本語に当たる英語を思いだそうとするのではなくて、始めから「簡単な言い方」をすればいいのです。たくさんの単語を知っているのは素晴らしいことですが、まず単語を覚えないとしゃべれないというわけではありません。



【ポイント2】単語をハイフンでつないで形容詞を作る。


a two-hour show
は、twoという複数を表す数詞があっても、"show"が単数ですから、"a"が付いています。
また、"two"があっても、ハイフンでつながっていれば後ろの名詞に"s"は付きません。


"a three-year-old boy"(3歳児)のように3語がハイフンでつながっていても同じことです。


Englishラボのらぼでした。