らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

395. 救急カート持ってきて!

Scenario : どうも風邪を引いたらしい。今、インフルエンザが流行っているので、病院で診てもらうことにした。待合室にいると、廊下で大きな声がして驚いた。見ると人が倒れている。そばにいた看護士さんがこう叫んでいた。


「緊急カート持ってきて!」


"Get a crash cart ready!"


【ポイント】様々な場面で使える"get ready"が「持ってくる」という表現になる。


"ready"という単語は、形容詞で「準備ができている」という意味でよく使いますね。


Are you ready?     準備できた?
(Are you ) Ready to go?    行ける?
Everything’s packed, and I'm ready to leave.   荷造りできたし、出かけられるよ。
We're are ready for delivery.     発送の準備はできております。  
 I'm ready when you're ready.     私はいつでも始められます。
I'm ready when you are.     準備できたら言ってね。


今日のフレーズは、「すぐ使える」、「すぐできる」ように何かが準備されているという場合に使う場合の例です。
「緊急カート」は、医療機関で使う用語で、患者を動かさず、緊急の場合に使うもの一式が用意されているカートのことです。


今日のシチュエーションで、「緊急カート準備して」というと、今から準備しなくてはいけない感じがするので、(すでに準備されているものを)「持ってきて!」という日本語になると思います。


他の例をロングマンで探してみます。


The computer is now set up and ready to use.
コンピューターセットアップしてありますから、すぐ使えます。


Is everything ready for the exhibition?
展示会すぐに始められるようになってるわね?

I’ve got to get a room ready for our guests.

部屋をきちんとしたから、いつ来客があっても大丈夫。


Englishラボのらぼでした。