2480. 立候補するんだったら、精一杯支援するつもりだよ。
Scenario: 県議会議員の私は、次期市長選挙に出ないかと打診されている。私自身も市長として働くのが目標だったので、そう言っていただくのは嬉しい。しかし、選挙に出るにはかなりの資金が必要だと知っているので、とても駄目だろうと思っていた。すると、こう言ってくれる人が現れた。
「立候補するんだったら、精一杯応援するつもりだよ。」

"I'm prepared to use my resources to support your candidacy."
【ポイント1】"candidacy"と"candidate"の違い
"candidacy"と"candidate"の違いについて、ロングマンの定義を見ます。
candidacy
the position of being one of the people who are competing in an election
選挙に立候補している立場
candidate
someone who is being considered for a job or is competing in an election
仕事に採用される可能性のある人物、または選挙で立候補している人
使い方
The local party supported her candidacy for the post of chairman.
地方の会派は彼女の党委員長(のポスト)への立候補を支持した。
There are only three candidates for the job.
その仕事を希望しているのはたった三人だ。
He has not yet officially announced his candidacy for the presidential election.
彼はまだ大統領選挙への立候補を正式に表明していない。
😊立候補を表明する、という意味では動詞はannounceやdeclareがよく使われます。
She later withdrew her candidacy.
彼女は後に立候補を取り下げた。
There were two women who were possible candidates.
候補となり得る女性は二人いた。
【ポイント2】"resource(s)"の日本語表現と使い方
今日の表現では、"use all my resources"を「精一杯」と表現してみました。次から書くことがその訳の説明になるかもしれません。
日本語でも「リソース」という表現で使われていますが、文脈によってその表現が変わることがあります。
①鉱物資源や天然資源、可算名詞で、通常複数扱いです。
Canada’s vast mineral resources
カナダの豊富な鉱物資源
a country rich in natural resources
天然資源に恵まれた国
②「資料」や「参考文献」。教師や学生が用いる書籍、画像、絵で、情報を伝えるためのものです。可算名詞で、「リソース」とカタカナで使われることが多いです。
resources for learning
学習のための資料(リソース)
a resource room
資料室
③ 「お金や財産、能力など」、複数名詞で使われます。(今日のフレーズに使われています。)複数で使います。
She had no financial resources.
彼女には金銭的資源がなかった。
Only limited resources are available to the police.
警察が利用できることは限られている
④"human resources"で、「人事部/課」という意味で、不可算名詞で使われます。
"resources"と"s"が付いていますが、不可算名詞で単数扱いです。(イギリス英語では複数扱いもできます。)
"human resources"で、HRのように略して使われることがあります。(不可算、単数扱いです。)
Human resources deals with changes to contracts.
人事部は契約の変更を扱う。
😊"human resources"は、文脈によって「人的資源」にもなります。「人的資源」でも、「人事部」でも、HRという略語はどちらでも使われます。「人事部/課」を表す場合、 (Human Resources Departmentとすると、人事課/部)となり分かりやすいです。
日本語でも、人事部として次のように使われています。
HR部門
HR担当者
HRポリシー
人的資源についても日本語で次のように使われています。
HR戦略 (人材戦略)
HRテック (人材管理技術)
HR開発 (人材開発)
😊今日のフレーズでの"resources"は、具体的には選挙資金の一部を出す、とか自分の持っているアパートの一室を選挙事務所として提供すること、有力者や資産家を紹介するなど、「自分るのできる範囲のことすべて」⇒「自分のできることならなんでも」といったニュアンスになるので、「精一杯」にしました。(日本の公職選挙法に関する内容ではありません。( ´艸`))
【ポイント3】"ready"と"prepared"との違い
"I'm ready...."も"I'm prepared...."も、どちらも「~の準備ができている」という日本語表現になるのですが、次のようにニュアンスが異なります。
I'm ready...
すぐに行動できる状態である
悪い結果など、「ネガティブなことが起こっても準備は出来ている」ということを言う場面ではやや軽く聞こえます。
I'm prepared....
「準備ができている」+「心構えがある」、「覚悟している」、「心構えができている」のように、単なる状態ではなく、意志や決意を含みます。
ポジティブな場面でも、ネガティブな場面でも使えます。
「心構えはできている」という表現では、"ready"より"prepared"のほうが、「覚悟」や「決心」が伝わります。
使い方
I'm ready whenever you're ready,
僕の方はいつでもOKだよ。(君が準備できたらいつでも言って。僕は準備できてるから、といった感じです。)
Are you ready?
準備はいいかな?
Ready!Go!
用意、ドン!
I’m prepared to take on new responsibilities at work.
仕事で新しい責任を引き受ける覚悟ができています。
She was fully prepared to give her presentation.
彼女はプレゼンをする準備が完全に整っていた。
He is prepared for the possibility of failure.
彼は失敗の可能性に対する覚悟ができている。
😊最近、"I'm prepared....."を使う経験はありましたか?
明日は、「」です。

Englishラボのらぼでした。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。