らぼちゃんの英語ブログ

英語のフレーズを通して見えてくる英語と日本語のギャップを楽しみましょう!

2297.「適当に言い訳しておいて」に「適当に」にあたる英単語はいらない!

らぼ

"make up"は、 "make"+"up"(副詞)で出来ている句動詞です。


今日のフレーズは、


「適当に言って断っておいて!」


   ↓


"Meke up an excuse!"


です。


【ポイント1】句動詞の"make up +~"と、"make ~ up"の使い方の違い


「動詞+副詞」の句動詞の場合、短い名詞(2~3語)なら、動詞と副詞の間に挟み、4語以上になると「動詞+副詞」の後に付けると考えていいと思います。しかし、一般的には、その決定は、


●語の流れのリズムによる

●動詞と副詞の間に挟む場合は、副詞が強調される

●動詞+副詞の後ろに名詞が来る場合は、「動詞+名詞」で一つの他動詞のようになり、名詞が強調される


ということで判断するといいと思います。(決定的なルールはありません。)


例えば・・・


部屋を片付ける(clean up)の場合、

"Clean the room up."のように"the room"を間に挟む場合、"up"が強調されて、「(散らかさないで)片付けちゃいなさい(up)」といった感じになります。"Clean up your room."だと、"clean up"で一つの他動詞のように感じられ、"your room"が強調されます。


4語以上になると、動詞と副詞が離れるので、大抵の場合リズムが悪くなります。


"make up your mind"(決心する)という言い方は、日本語表現で「心を作り上げる」→「心を決める」と言ってもいいですね。"your mind"は短い名詞ですから、"make your mind up"と間に挟むこともできますが、"make up"を一つの動詞として"make up +one's mind"のようにイディオムとして使うほうが多いと思います。


今日の"make up an excuse"は"an excuse"を後ろに置きましたが、挟んでもいいです。しかし、"make up"で「作り上げる」という一つの他動詞に感じるし、リズムも後ろに置いたほうがいいように思います。目的語が"an excuse"なので、、「言い訳を作り上げる」つまり、「適当に言っておく」→「適当に言い訳する/適当に言って断る」となるので、日本語にある「適当に」という副詞は英語ではあえて付ける必要はないと思います。



【ポイント2】make upに"for"や、"to"、"with"を使う


"make up"は前置詞を付けて使うと次のようになります。


make up for+〜

~の埋め合わせる


A: Sorry about the delay.

B: No worries.

A: Lunch is on me to make up for the trouble.

A: 遅れてしまってごめん。

B: いいよ。

A: その代わりランチは僕がおごるよ。



make up to+人

~のご機嫌を取る

"make it up to +人

(人)に対して、その埋め合わせをする


He is trying to make up to his boss.

彼はボスに取り入ろうとしているな。


I’m sorry I forgot your birthday. I’ll make it up to you

君の誕生日忘れてごめん。埋め合わせするよ。



make up with~

~と仲直りする


A: Did you two fight again?

B: A little. But I’m going to make up with him tonight.

A:あなたたち、また喧嘩したの?

B:ちょっとね。でも今夜、彼と仲直りするつもりよ。



"make up"+前置詞のときは、目的語を"make"の後に置くことはできません。



【ポイント3】一つの他動詞と考えるもの


自動詞+前置詞の句動詞の場合は、動詞と前置詞の間に名詞を挟むことはできません。(自動詞は目的語をとりませんから)

look atやlook forがその例です。"look"は自動詞しかありません。


〇Look at it!

×Look it at!


次の例は、動詞+前置詞で句動詞になるものですが、これらの動詞は、自動詞、他動詞の両方があり、この場合の動詞は自動詞として働いていて、前置詞は後ろの名詞と結びついて前置詞句になっていると思います。


pay for it     それに対して支払いをする  報いを受ける

think about it   そのことについて考える

care about it   そのことについて関心がある


次の動詞は、前置詞と結びついて、本来の他動詞とは別の意味を作って一つの他動詞として働いているものだと思います。


ask for ~  「~を求める」  (askは「尋ねる」や「頼む」ではない)

care for ~  「~を好む」   (careは「気にする」ではない)

run for ~   「~に立候補する」  (runは「経営する」ではない)


(これらは、あくまで、らぼの考えです。)




"make up"をどんどん使って会話をレベルアップしましょう!


Englishラボのらぼでした。