2408. 自分の勘を信じて引き受けたよ。
Scenario:会社からアメリカ支店への転勤を打診された。大きな決断をせまられているのだが、色々なことを考えるとなかなか決心がつかない。結果的に・・・
「自分の勘を信じて引き受けたよ。」

"I trusted my gut and took the job."
【ポイント】「勘」を英語で表現する
人間の体の一部を使ったイディオムはたくさんありますが、今日のフレーズに使った、"trust my gut"は、イディオムというより口語的な表現だと思います。
gut は本来「腸」ですが、今日のフレーズでは、「本能的な感覚」「腹の底の感覚」を象徴する言葉として使われています。カジュアルな表現なので友人同士、日常の意思決定などで使うほか、ビジネスの文脈でも使われます。
このような意味では、
gut reaction
gut feeling
gut instinct
という言い方をすることが多く、これらの意味について、ロングマンに次のような説明があります。
informal a reaction or feeling that you are sure is right, although you cannot give a reason for it
非公式な言い方
理由を説明できないにもかかわらず、正しいと確信する反応や感情
今日のフレーズでは、"trust my gut"にしましたが、”trust my gut feeling"の"feeling"を省略して使っているものです。
また、"trust"を、"have"や"follow"などの他の動詞に置き換えることもできます。
使い方
He had a gut feeling that Sarah was lying.
彼は、サラが嘘をついているなと直感的に思った。
I trusted my gut and declined the offer.
自分の直感を信じてそのオファーを断ったよ。
I followed my gut and took the train.
直感でその電車に乗った。
I listened to my gut and stayed home.
直感で家にいた方がいいと思ったんだ。
I went with my gut and chose the red one.
勘で赤い方を選んだの。
「直感を信じる」、「直感的に思う」、「勘に従う」という日本語表現は自然ですが、英語では gut といった体の一部を含む単語を使っているので、「お腹の底から湧く感覚」「理屈では説明できないけれど確かな感覚」という、身体性と本能性が含まれています。文脈によっては「腹の虫が知らせる」「胸騒ぎがする」などの表現の方が近いニュアンスになることもあります。
性別・年齢に関係なく日常会話やビジネスシーンで特に「自分の判断に自信を持つ」「迷ったときに感覚に頼る」といった文脈でよく使われます。
また、”gut”は
My gut told me something was off.
何かがおかしいって感じがしたんだ。
というように、経験や感覚の蓄積からくる「確かな気づき」として使ってもいいと思います。
「直感」に関しては、このほか、次のような表現も使うことができます。
follow my intuition (ややフォーマル)
go with my instincts (本能に従う)
など、もありますから場面によってこれらも使うといいと思います。
明日は、「本当の気持ちを言って。」です。今日の続編になります。

Englishラボのらぼでした。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。