らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1106. ちょっとしたことが大切ってことがあるのよ。

Scenario: 新型コロナウィルスの第6波で、日々感染者が増え、これからどうなっていくのだろうと思うと不安をぬぐい切れない。普通に友人と会ったり、みんなで食事に行ったり、イベントを楽しんだりするといったようなことを、やめなければならないとは・・・。


「時に、ちょっとしたことが大切だってことがあるんだ。」



"Sometimes, little things are everything."




【ポイント1】"small"と"little"の使い分け。


どちらも日本語では「小さい」と表現しますが、ロングマンによると次のような違いがあります。


small
● 大きさ、量、効果、影響、変化に対して使う。
● 客観的に使う。

a small boat
small businesses
a small amount of money
small changes



little
● 通常名詞の前に置く
● もの、場所、生き物については、smallと同じに使える。
● 特に人やものに対して主観的な感じを表すことがある。



It’s a very pretty little town.
The poor little dog has hurt its leg.
The cake was decorated with little flowers.



【ポイント2】"everything"の使い方。



be/mean everything (to 人)


という使い方をすると、人の人生において最も大切なものであるという意味になります。
主語が複数のときは、動詞は主語に合わせます。


例(ロングマンより)
Money isn’t everything.
お金が最も大切というわけではない

His children mean everything to him.

彼にとって子供たちがもっとも大切だ。


"everything"は、「すべて」という意味ですが、主語に置くと動詞は単数に合わせます。

Is everything OK?

すべて順調?



Not everything is difficult.
全てが難しいという訳ではない



"everything"が主語に来ている場合、部分否定で「すべてが~というわけではない。」という場合、"not"の位置は"everything"の前に置きます。
この場合、
× Everything is not difficult.    です。



全否定(すべて~ではない)にする場合は、"Everything"を"Nothing"にします。
〇 Nothing is difficult.



明日は、「私、あなたにはふさわしくないわ。」です。"I'm not (         )."の空所に入る一語は・・・。"enough"以外にいい言い方があります。


読んでね。


Englishラボのらぼでした。