らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

126. やるなら今でしょ。

Scenario:
近所にジムができた。最近体重がどんどん増えて、スカートがきつくなり、ちょっとヤバイなと思っていたのだが、汗かくのは好きじゃない。カロリー制限して体重おとしたことはあるけど、すぐリバウンド。友人に今ジムに入会すると入会費が無料だからって誘われた。


「やるなら今よ。」



"It's now or never."


【ポイント1】"It's ~"で、形容詞と動詞以外何でも強調できる。


"It's now"の部分は強調です。「今だよ。」だけで済む場合もありますが、「英語の勉強を始めるのは、まさに今でしょ。」など、「~するのは」を付け加えるなら、


It's now that you should study English. 


というように、that ~ で説明を付け加えればいいだけです。
"now"の代わりに、次のように色々なものを持ってくることができます。


会議があるのは、月曜日だよ。 → It's on Monday that we have a meeting.
彼が来たのは夕食後だよ。   → It's after dinner that he came.


It's と thatを取ってしまっても、文として成立しますね。それが強調構文と言われる文の特徴です。


形容詞を強調したいときは、ただ前に"very"などを入れればいいです。
動詞の強調は、I do like you. のように動詞の前に、主語によって、"do"を変化させて付け加えればいいだけです。


【ポイント2】"or"には、「そうでなければ」という意味がある。


"or"といえば、「あるいは」という訳語があてはまる場合の他に、「そうでなければ」という意味をもつことがあります。


ここの場合も、「そうでなければ、決して実現する者では内よ。」という感じになります。後半を書き換えると、".....,or  you'll never be able to do this."などが考えられます。


Englishラボのらぼです。