らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

138. 聞かれなかったから、言わなかっただけ。

Senario:
最近学校の部活動での指導者の行き過ぎた行動が問題になっているが、自分の息子の野球部でも、何人かコーチに体罰を受けているらしいという話しを聞いた。どうも息子も一度たたかれたことがあるとか。。。なぜ言わなかったのかと言うと・・・


「聞かれなかったから、言わなかっただけ。」



"You never asked me directly, and I didn't volunteer the information."


【ポイント1】"never"は副詞。どんな時制でも使える。



She drinks coffee.        彼女はコーヒーを飲む。
She does not drink coffee.    彼女はコーヒーは飲まない。
She never drinks coffee.        彼女は絶対コーヒーは飲まない。  
× She never drink coffee. 


She often drinks coffee.  の"often"が副詞であるのと同様の使い方で"never"を使うのです。


He will never do that again.   彼はそれを二度としません。
He has never do that.          彼は一度もそれをしたことがありません。  


のように、"never"が未来形や完了形と共に使われる場合が、学校で習う文法の時間によく出てくるものだから、neverの後は原形だと勘違いしてしまっている人が少なからずいます。


【ポイント2】"volunteer"は動詞で使える。"be willing to"との違いを確認しよう。


"be willing to"を「進んで~する」または「喜んで~する」と学校で習ったかもしれません。"volunteer"も同じような意味です。どこが違うか、ロングマンで意味を確認しますね。


"be willing to"
→ prepared to do something, or having no reason to not want to do it
(例)How much are they willing to pay?
何かをする用意ができている、あるいはやりたくない理由がない
(例)彼らはどのくらいなら払うって言うかな。


気持ちとしては→「断る理由もないし、できないことないからやります。」



"volunteer"
→ to offer to do something without expecting any reward, often something that other people do not want to do
(例)Helen volunteered to have Thanksgiving at her house this year.
何の見返りも期待せずなにかをするを申し出ること。しばしば他の人がしたくないことに対して使う。
(例)ヘレンは今年は彼女の家で感謝祭のパーティーをすることを引き受けてくれた。


気持ちとしては→ 「自分に何の見返りがなくても、お役に立つならやります。」



Englishラボのらぼです。