らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1424. いつもお兄ちゃんと間違えちゃう。

Scenario: 近所に男の子の兄弟がいて、顔がよく似ている。お兄ちゃんのほうだと思って声をかけたら、「僕、弟です。」と言われた。お母さんが出てきたので、こう言った。



「よく似てるから、いつもお兄ちゃんと間違うちゃう。」





"I always mix him up with his brother. They look so much alike."



【ポイント】「間違える」に"mix up"を使う。


「間違える」は"make a mistake"ですが、「人違い」や、「勘違い」、「順番間違い」や、「手違い」などは、「ごちゃごちゃになってしまって間違う」ニュアンスがあります。そんなときに、"mix"が付いている、"mix up"という句動詞が使えます。
"confuse"のカジュアルな感じとして使うといいと思います。


"mix-up"とすれば、可算名詞として使え、人にもものにも使えます。


代名詞や短い名詞は、" mix somebody/something + up"のように間にはさみ、"be mixed up"のように受動態でもよく使います。


もちろん、普通に「~を混ぜ合わせる」という意味でも使えます。


「混同する」、「ごちゃごちゃになる」、「間違える」というニュアンスでの使い方は次のようになります。 (ロングマン、マクミランを参照しています。)



They look so alike that it’s easy to mix them up.
見た目が似ているので、混同しやすいんですよ。


I think I’m mixing him up with someone else.
彼を誰か他の人と思い違いしている(ごっちゃになってる)んだと思います。


I must have got the times mixed up.
時間を勘違いしていたようです。


My papers got all mixed up.
書類(の順番が)が全部ごちゃごちゃになっちゃったの。


There was a mix-up over the hotel booking.
ホテルの予約に行き違いがありました。


There was a mix-up over the train times and I arrived two hours late.
電車の時間を間違えて2時間遅れて着いた。


A patient received the wrong drugs because of a hospital mix-up.
病院の手違いで患者が間違った薬を受け取った。




"mix up"を使って、会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「あの人、ボスといい仲なのよ。」です。
呼んでね。

Englishラボのらぼでした。