らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

321. ヤツも仲間だったな。

Scenario : 中学校の同窓会が40年ぶりに開かれた。当時の話題で話は盛り上がった。「番長」と言われていたヤツは、今は学校で教師をしている。彼とつるんでる奴らはよく問題を起こしては、親が呼び出されてたなー。そこに現在会社の社長をしているヤツが現れた。そうそう・・・


「アイツも仲間だったな。」


"He was in the same crowd."


【ポイント】"crowd"は「仲間」、「グループ」という日本語表現になることがある。



学校用の単語集では、大抵「群衆」とかいてあります。「大衆」という意味で使うときは、普通"the"を付けます。形容詞としての"crowded"は「混んでいる」という意味で使われます。


ロングマンでは、次のような定義がされています。
"crowd"
① a large group of people who have gathered together to do something, for example to watch something or protest about something
大勢のグループ。集まって何かをする。たとえば何かを鑑賞したり、何かに反対したりする。


②  [singular] informal     単数扱い  口語
a group of people who know each other, work together etc
お互いに知っている、一緒に仕事をしているなどといった人の集まり
(例)
I didn’t know him; he wasn’t one of the usual crowd.
俺の知った顔じゃなかったよ。いつもの奴らの中に見る顔じゃなかった。


今日のフレーズの"crowd"は、②ですね。ポイントは「口語では、数が多くでなくても使える」ということです。2,3人ではだめでしょうが・・・。
そして、お互いに知り合いだということもポイントですね。


一方、"group"は、知らない同士でも、グループになります。「同じ場所にいっしょにいる」ことがキーになります。そして、人以外でも使えます。


ロングマンからの例です。


a group of children
a small group of islands
Get into groups of four.  
4人グループになって。
He was surrounded by a group of admirers.
彼はファンの人たちに囲まれていた。


Englishラボのらぼでした。