らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1482. 一人でやる?

Scenario: 高校で英語の教師をやっている。やっているのはネイティブとのティームティーチングの和文英訳だ。今日の授業ではいつものネイティブが出勤できなくなり、次のように聞かれた。「他のネイティブに頼むか、休講にするか、それとも・・・。」


「一人でやる?」



"Do you want to do this solo?"



【ポイント】"alone"より、"solo"を使ってみよう。


"solo"は、名詞では音楽関係の文脈で使う「ソロ」のことです。二人は"duet"(デュエット)で、三人は"trio"(トリオ)で、


「彼女のピアノはソロだったよ。」は、She played a piano solo.


です。


a solo album  (ソロアルバム)
with a brilliant solo effort. (素晴らしい一人だけの努力で→独力で素晴らしく)


というように形容詞にもなります。


今日のフレーズでは、副詞で使っています。


「一人で」という日本語になりますが、"alone"を使うと、


"Leave me alone."
"He stayed home alone."


のように、ちょっと寂しさを感じさせることがあります。


「誰の力も借りない」
「一人でやりたい」
「目立ちたい」


といった、パフォーマンスや、独力に関する文脈の場合、"solo"を使って見ましょう。
"go solo"では、「独り立ちする」というニュアンスで使われることが多いです。


Travelling solo has a number of advantages.  (マクミランより)
一人旅はたくさんの利点がある。


He quit the company, determined to go solo.
彼は会社を辞めて、独り立ちする決心をした。


Her decision to go solo shocked the band.
彼女がソロで活動するという決心はバンドを驚かせた。



"solo"を副詞で使って、会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「お迎えが来たわ。」です。「お迎えの車」のことです。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。