らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1835. 社員証は首からかけてください。

Scenario: 新しいシステムを導入するにあたって、研修会が行われるにあたって、運営スタッフとして参加者への案内をすることになった。前もって説明があり、このように言われた。


「係員証は首からかけてください。」





"Staff should wear badges around their neck."



【ポイント1】「バッジ」の意味



英語で badgeというと、


や、警官が携帯している次のようなものがあります。



ウィキペディアでは、次のように説明されています。


A badge is a device or accessory, often containing the insignia of an organization, which is presented or displayed to indicate some feat of service, a special accomplishment, a symbol of authority granted by taking an oath (e.g., police and fire), a sign of legitimate employment or student status, or as a simple means of identification. They are also used in advertising, publicity, and for branding purposes.


バッジ(badge)とは、組織の記章を含む意匠またはアクセサリーのことで、偉業や特別な業績、宣誓によって与えられた権威の象徴(警察や消防など)、正当な雇用や学生身分の証、または単純な身分証明の手段として提示または表示されます。また、広告や宣伝、ブランディングの目的でも使用されます。



【ポイント2】"wear"は、「身につける」イメージ。


「首から下げる」は、"hang ~ from the neck"と言うと、「首の部分のある場所から吊り下げる」と読めます。


"wear"は、身につけるものには何にでも対応できる便利な動詞です。


wear
to have something such as clothes, shoes, or jewellery on your body
洋服や靴、宝石などを身につけること


日本語表現では、身に着けるものによって、表現が変わります。


また、洋服の場合、「着ている」という表現をすることがあります。
「服を着る」動作は、"put on"を使います。
"wear"は、「身に着けている状態」をいう、「着ている」です。進行形で使うことができますが、そのときは、「習慣的にではないけれど、(とりあえず今は)着ている」といったニュアンスです。。


使い方


She was wearing a black silk dress.
彼女は黒いシルクのドレスを着ていました


He wore glasses for reading.
彼は読書用の眼鏡をかけていました


I was wearing a seat belt.
シートベルトはしていました。


Usually I wear black, grey, or brown.
普段は黒かグレーか茶色を着ています。




"wear"と"put on"を使い分けた会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。