1578. 天気が下り坂だよ。雨具入れとけよ。
Scenario: ゴールデンウィークも後半だ。結局今までどこにも出かけなかったので、近くでアウトドアでも楽しもうかなと思って準備を始めた。そんなとき、一緒に行く友人から電話があり、こう言われた。
「天気が下り坂だよ。雨具入れとけよ。」
"The forecast is nasty. Pack for rainy weather."
【ポイント】状況に即した自然な表現で伝えよう。
英語圏で暮らせば、その国のネイティブが使っている表現が無理なく身に付くのでしょうが、そもそも言語には、流行や古い言い方、その地域ならではの言い方などが存在するので、いわゆる、ネイティブらしさまではあまり重視しなくても良いと思っています。このブログでは、ネイティブらしさというより、状況に合わせた自然な表現をご紹介したいと思っています。
今日のフレーズは、「天気」に関する会話のひと言をとりあげました。
"The forecast is nasty. Pack for rainy weather."
で使われている下線部分の単語を確認します。(ロングマンを参照しています。)
"weather"(天気)は、"the"は付くことがありますが、"a"は付きません。
不可算名詞で、単数形で用いられます。
× We had a good weather.
○ We had good weather.
forecast
可算
a description of what is likely to happen in the future, based on the information that you have now
これは、今持っている情報をもとに、将来起こりそうなことを説明するもの
「天気予報」は、"weather forecast"になります。その他様々な次のようなものに使えます。
a sales forecast 売上予想
The official growth forecasts for the economy 公式の経済成長予想
an economic forecast 経済予想
a profit forecast 利益予想
動詞は、"make"や"give"が使えます。
It is too early to make a forecast on what will happen.
何が起こるか予想を立てるには早すぎる。
Economists gave an upbeat forecast for the world economy.
エコノミストは、世界経済について明るい見通しを示した。
nasty
人の言動や態度、性格に対して「嫌な」、「不快な」、「意地悪な」という意味で使われるほかに、人が不快に感じる状況に対して使えます。
The weather turned nasty towards the evening.
天気は夕方にかけて下り坂だった。
pack
「荷造りをする」という意味では自動詞で、「~を詰める」と「~に詰める」では他動詞として、「もの」を目的語にしたり、「バッグなど」を目的語にしたりすることができます。
使い方
Have you finished packing yet?
荷造り済んだ?
Kelly packed her belongings before breakfast.
ケリーは朝食前に自分の荷物をまとめた。
You’d(=You had) better pack your bags. We’re leaving in an hour.
バッグをまとめておいたほうがいい。1時間後に出発するからね。
旅行の前日、天気予報をチェックしている会話を作って見ましょう。
できたらコメント欄で送ってね。
明日は、「そこで降ろしてくれる?」です。
読んでね。
Englishラボのらぼでした。
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