1705. 人の扱いかた、うまいね。
Scenario: 高齢者施設では、様々な人が集まるので人間関係が難しいらしい。時には介護士さんを自分の部下のように扱ったり、暴言を吐いたりする人もいて、結構ストレスがたまることがあるという。ところが、介護士さんの中にどんな人でも彼のいうことを聞くという人がいる。
"He's great with people."
「彼は、人の扱い方がすごくうまいんだ。」
【ポイント】"be good at ~"を、"be good with ~にする場合。
"be good at ~という言い方は、学校でも「~が得意だ」という意味で習うと思います。
「~するのが得意」という時には、動名詞の"~ing"形を使います。
He's good at tennis.
He's good at playing tennis.
意味は、それぞれ「テニスがうまい」と「テニスをするのがうまい」になりますが、微妙なニュアンスは違うものの同じことが伝わります。
しかし、"at"と"with"となると、伝わることが違ってきます。
"with" という前置詞の働きの中に、
used to say what an action or situation is related to
行動や状況が関連していることを言うときに使われる
という場合があります。(ロングマン参照)
「~に関して」といったニュアンスです。
"at"がピンポイントで何かを指して言うのに対して、"with"は「~に関すること」というように、幅広いものを言うときに使うといいと思います。今日のフレーズではpeopleに関して様々なことを表しているので、"with"になっています。
good at ~ ⇒ 学問、技能に関することが得意である
good with ~ ⇒ ~の扱いが得意、~の操作がうまい
となります。
He was good with his hands.
彼は手先が器用だ。
という表現もできます。
この"with"の使い方は次のように、"good"以外の形容詞でも同じことが言えます。
Be careful with that glass.
そのガラスの扱いには気を付けてね。
Is there something wrong with your phone?
君の携帯、具合が悪いの?
「形容詞+with ~」を使って会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。
明日は、「」です。
読んでね。
Englishラボのらぼでした。
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