らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1848. 特に深い意味はないよ。

Scenario: 彼女がいない同士で飲んでいて、同僚の女性の話になった。職場の独身男性にとても人気がある彼女には、付き合っている男性がいないらしい。僕は「彼女、いいよね。」といってからすぐにこう付け加えた。


「特に深い意味ないからね。」




"Don't take it seriously."



【ポイント】"take it seriously"について。


今日のフレーズの"take ~ seriously"は、会話の中で、"it"が目的語になる場合が多いです。話の流れで、"it"が指しているものがはっきりしているからです。


It’s only a joke – don’t take it seriously!
ただの冗談だよ、真剣にとるなよ!


「本気にするなよ!」「まじめに取るなよ!」といった表現もいいですね。


しかし、実際は"it"だけではなく、人やものを目的語に置くことも多いです。


まず、”take somebody/something seriously"の定義を確認します。(ケンブリッジより)


to consider a person, subject, or situation to be important or dangerous and worth your attention or respect
人、対象、または状況を重要または危険であり、注意や敬意を払う価値があると考えること


使い方


As a teacher, it’s important that the kids take you seriously.
教師として重要なのは、子供たちに真剣に受け止めてもらうことだ。


Julia used to take herself so seriously all the time.
ジュリアはいつも自分のことを真剣に考えていた。


You really take this stuff seriously, don't you?
このことを本当に真剣に考えているんだね?


The police have to take any terrorist threat seriously.
警察はテロの脅威を真剣に受け止めなければならない。


She's sick of being seen as a sex symbol and wants to be taken seriously as an actress.
彼女はセックスシンボルとして見られることにうんざりしていて、女優としてまじめに見られたいと思っている。


Why did it take so long for governments across the world to take climate change seriously?
世界中の政府が気候変動に真剣に取り組むようになるまで、なぜこれほど時間がかかったのだろうか?



目的語を様々に置き替えて広く応用できるフレーズです。


”take somebody/something seriously"を使って、短文や会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「髪はアップにしたほうがいいんじゃない?」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。