らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

414. お力になれてうれしいです。

Scenario : 今回初めて上司の海外出張に同行すること二なった。行き先はフランス。私は大学中にフランス留学の経験があったので、現地での交渉する際に通訳としてばかりでなく、移動や食事の際にも大いに頼りにされて、上司に感謝された。そこでこう言った。



「お力になれて嬉しいです。」



"I'm happy to be of assistance."


【ポイント1】”help"と"assistance"の違い。


ロングマンにある、動詞の”"help"と"assist"の違いを見ます。


"help"
to make it easier for someone to do something, by doing something for them or giving them something they need
人に必要としていることしたり必要なものを提供したりすることで、その人が何かをするのをたやすくすること


"assist" 
formal
 to help someone to do something 
人が何かをすることを助けることのフォーマルな言い方

Some of the guests assisted with the preparation of the food.
お客様の何人かが食事の準備のお手伝いをしてくださった。


"assist"より"help"が広く使われています。正式な場合、あらたまった感じで言うときに"assist"を使うといいです。


【ポイント2】"of + 抽象名詞"で「形容詞」になる。


この用法の場合、of の後が抽象名詞なので、冠詞が付いていないことがポイントです。
よく使われる例をあげておきます。


be of help  =   helpful
be of use  =  useful
be of no use  = useless
be of importance  = important


今日の"assistance"は抽象名詞の「援助」「助け」という意味ですが、形容詞は"assistant"です。


"be of assistance"  は意味としては、"assistant" ですが、


Can I be of assistance?を、Can I be assistant?に置き換えることはできないようです。
Can I be help? ならOK.
"assistant"は名詞の前で、"an assistant manager"のように限定的に使う場合がほとんどです。


Englishラボのらぼでした。