らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

84. ヨガポーズはできなかったけど、元気でた。

Scenario:
近くにヨガの教室がオープンした。以前から興味があったので、この機会にやってみることにした。体験レッスンがあったので、申し込んで参加した。動きはゆっくりだし、簡単そうだったのでできると思っていた。ところが、やってみるととても大変だということが分った。片足で立って手を上で合わせることさえできない。終わったときはへとへとだった。でも、何となく体が軽くなって力がみなぎってきた感じがした。


「ポーズはほとんどできなかったけど、力がみなぎってきたわ。」



I can hardly move, but I'm completely energized.


【ポイント1】決まった状況では、"move"が「ヨガポーズをとる」という意味になる。


英会話のフレーズは、どういう状況でどんな単語を使うかを考えることが大切です。"I can hardly move."は、ヨガの話しでなければ、「ほとんど動けません。」という意味になるだけです。


確かに「ポーズをとる」に、"pose"という動詞はあるけれど、Senarioで設定したような、ヨガの体験レッスンのような「一連の動きのなかでのポーズ」であれば、かえって"move"のほうがピッタリだと思います。


【ポイント2】"hardly"は否定語だから、"not"をつけない。


日本語で「ない」がつくと、"not"を付けたくなりますが、英語には"not"がなくても否定の意味になる副詞があります。"hardly"や"barely"はその代表です。


"hard"は「一生懸命に」という意味があり、"hardly" に"-ly"がついているので、"hard"の副詞形なのだと勘違いしやすく、テストでも頻出です。


× I work hardly.
〇 I wark hard.


Englishラボのらぼです。