2467. 犬が主役になっちゃってるわね。
Scenario: 我が家のハロウィーンパーティでは、みんなが仮想をしてディナーを楽しむのだが、記念写真をとって後から見たら、こういうことになっていた。
「うちの犬が主役になっちゃったね。」

"Our dog stole the show!"
【ポイント1】文脈によって様々な日本語表現になる"steal the show"
"steal the show"は、文字通り「ショウを盗む」ということで、様々な場面で比ゆ的に用いられる表現です。
ロングマンの説明では次のようになっています。
to do something, especially when you are acting in a play, that makes people pay more attention to you than to other people
何かをする、特に演劇で演技しているときに、他の誰よりも自分に注目が集まるようにすること
日本語では文脈によって次のような表現ができます。
主役を抑えて目立つ
主役に躍り出る
主役を食う
注目をさらう
注目の的になる
場を乗っ取る
群を抜く
使い方
The supporting actress stole the show with her emotional monologue.
脇役の女優が感情的な独白で主役以上に観客の心をつかんだ。
We tried to take a nice family photo, but our dog stole the show with his goofy smile.
家族写真を撮ろうとしたのに、犬の変顔が全部持っていった。
The CEO gave a solid speech, but the intern’s heartfelt story stole the show.
社長のスピーチも良かったが、インターンの心のこもった話が一番印象に残った。
I brought a salad, but her homemade cupcakes stole the show.
私はサラダを持って行ったけど、彼女の手作りカップケーキが一番人気だった。
We all pitched ideas, but Jane’s concept stole the show.
みんなアイデアを出したけど、ジェーンの案が群を抜いていた。
👩🏼🏫"steal the show"は賞賛・驚き・微笑ましさを込めて使われることが多く、批判的なニュアンスはほとんどありません。
【ポイント2】"upstage"には、ネガティブな意味が伴う
"steal the show"は"steal"というネガティブな単語が付いているにもかかわらず、批判的なニュアンスがありません。
同じような意味ですが、"upstage"は、"up"というポジティブなイメージの言葉が付いているにもかかわらず、批判的なイメージで表現されることが多いです。メディア・評論・舞台芸術・政治・職場の描写などでよく見られます。
ロングマンの説明では次のようになっています。
to do something that takes people’s attention away from someone else who is more important
より重要な人物から人々の注意をそらすようなことをする
次のような日本語表現が考えられます。
出し抜く
お株を奪う
でしゃばる
手柄を横取りする
使い方
I came up with the idea, but she presented it first and upstaged me in front of the whole team.
私がそのアイデアを思いついたのに、彼女は先に発表してチーム全員の前で私を出し抜いた。
The senator’s press conference was planed to upstage the president’s announcement.
上院議員の記者会見は、明らかに大統領の発表を出し抜くために計画されたものだった。
The young employee upstaged the manager with his sharp insight.
若手が部長のお株を奪うような鋭い指摘をして、場がざわついた。
👩🏼🏫「その人の持ち味・役割を奪う」ことに重点があります。
A: Did you see what Jenna wore to her sister’s wedding?
B: A bright red gown with sequins? She really upstaged the bride.
スパンコールのついた赤いドレス?花嫁よりも目立ってたわよね。
👩🏼🏫同じような意味ですが、文脈や状況をとらえて使いたいものです。
明日は、「それちょっと無理があるな。」です。すべて中学校で習った単語で言えます。
Englishラボのらぼでした。
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