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2249. "Here comes......"の反対は"There goes...."

らぼ

前回は、


"Here comes the bus."


の"Here come(s)....."についてでしたが、今回はその反対の、


"There go(es) +名詞"についてです。 



【ポイント1】"Here comes...."の反対は、"There goes...."


"There goes...",は、 目の前から「去っていくもの」を指すときに使います。


"Here come(s)....."同様に、特定の対象(=the)のことを言うことがほとんどなので、名詞には"the"を付けます。


There goes the bus.  


(子供向きの本のタイトルになっています。→こちら


「あ、バス行っちゃった…」


となります。


他には、


There goes the money.  

あーあ、お金なくなっちゃったー。


There goes the weekend.  

あーあ、週末が台無しだ…


There goes the neighborhood.  

あーあ、この街も終わったな…


There goes the chance.  

チャンスが消えた…


というようになります。


使われる頻度からすると・・・


"Here come(s)....."と比べると、"There go(es)...."という言い方は、喪失・離脱の場面に限られるので、限定的で、ややネガティブなニュアンスがあるからです。


"Here come(s) ~" のほうが圧倒的に頻度が高いです。到来・出現のシーンが日常で多いからです。



【ポイント2】"There goes ~"と、"~ is gone"の違い


"There go(es) ~" は「今、目の前で失われていく」 →「喪失の実況」として伝わります。


"~ is/are gone" は「もう無い」→ 「喪失の結果」として伝わります。


① バスの場合


There goes the bus.  

→ バスが今まさに走り去っていくのを見ている


The bus is gone.  

→ もうバスはいない(行ってしまった後)


② チャンスの場合


There goes my chance.  

→ 今まさにチャンスが消えた瞬間


My chance is gone.  

→ もうチャンスは無い(結果)


③ 子どもたちの場合


There go the kids.  

→ 子どもたちが走り去っているのを見ている  「ほら、みんな行ってるよ。」    


The kids are gone.  

→ 子どもたちはもういない(どこかへ行った後) 「みんないっちゃったよ。」



【ポイント3】"There go(es)....."は人に対して使えるか?


使えないことはないですが、限定的で、まれです。


「あいつ、終わったな…」という言い方を聞くことがありますね。


たとえば:


仕事で大失敗してクビが確定した瞬間

試合で致命的なミスをして負けが決まった瞬間

恋人に決定的にフラれた瞬間

警察に捕まった瞬間


こういう “今まさに終わった” を実況する場面で"There goes...."が使えますが、頻繁には使いません。「破滅する」「人生が終わる」というような“重すぎる意味”には普通使いません。"There goes that guy."(あいつ、終わったな)は、あくまでも比ゆ的な「終わり」を意味します。


「あいつ、終わったな」という意味では、次の言い方のほうがよく使われます。


He’s done.

He’s finished.  

That’s it for him.

He’s screwed.(「やらかしたな」といったニュアンスです)


😊これらの" 's"はすべて"is"の省略形です。形は受動態のようですが、過去分詞はすべて形容詞で、「あいつ、終わったな」という状態を表している言い方です。


次のような使い方はやはり限定的な使い方ですが、特に重く響くことなく使っています。


例:運動会の練習を屋外でやるのを嫌がっている子供を促すような場合・・・


There go the kids.

お友達みんな行っちゃうよ。


というように。


結論として・・・


"There go(es)"の後は、人を直接もってくることもできますが、あくまでも限られた場合のみ比ゆ的に使います。ですから、"There go his chances. "のように「彼のチャンスもこれで消えたな」と具体的に言うことになります。




【ポイント4】"Here come (s) ~"、"There go(es) ~"、の後の冠詞について


"a"は不定冠詞なので、「不確定多数のうちのひとつ」を意味することになります。


"Here comes a bus."

どこ行きのバスかは分からないが、一台のバスが来た、といった感じになります。


"Here comes the bus."

バスが来たよ。→自分たちが乗りたいバスが来た、といった感じです。


"There goes the bus ."

「バスが行っちゃったー。」→自分が乗りたいバスが目の前で行ってしまった、という場合です。


😊 目の前の「特定のもの」を指す表現として、 “Here comes ~ / There goes ~” の後は the のほうが自然な場合が多いです。"the"の他に、所有格や、this, that, these, thoseを使ってもいいです。


たった、4語なので状況とタイミングをつかめばすぐに使えますよ。



次回は「新人です」の言い方です。


Englishラボのらぼでした。

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