2241.仮定法の"as if"は会話で使われているか?
前回は"like"を比ゆの表現で使うことをとりあげましたが、「~のようだ」といえば、学校で、"as if ~"という言い方を習ったことを覚えておられるかもしれません。そこで、今回は"as if ~"に触れておきます。
【ポイント1】"as if"が存在している理由
"as if"は日常会話ではあまり使われていません。
「~のような」と比ゆ表現を表すには、"like"が圧倒的に多く使われています。日常生活ではカジュアルな言い方をすることが多いからです。
"like"は前置詞ですが、口語的に後ろにS+V...を含む『節」を続けることもできます。
では、日常会話で"as if"が存在している理由は何でしょうか?
「まるで~かのようだ/まるで~するかのように…する」という、ドラマチックで感情的、文学的な響きがするからです。誇張して表現したい場合は"as if"を使うといいです。
例
He talks as if he were a king.
彼はまるで自分が王様であるかのように話すんだ。
He talks as if we didn’t exist.
彼はまるで私たちがいないかのように話すのよ。
He talks as if he knew everything.
彼はまるですべてを知っているかのように話すね 。
😊感情的、誇張的で、皮肉・批判的なニュアンスを出す効果があります。(ただ、頻度は高くありません。)
😊"as if"の後の動詞は仮定法が続くので、動詞は「過去形(be 動詞は"were")」を使います。
【ポイント2】"like"が"as if"の替わりに使える場合と使えない場合
使える場合
「比ゆ表現」(似ている)であれば、"like +名詞"に替えることができます。その場合は、
主語と"as if"の後ろの主語が同じで、動詞が"be動詞"の場合です。
ただし、"as if"のもつ感情的で文学的なニュアンスは出ません。
〇He talks as if he were a king.
彼女はまるで自分が王様であるかのように話す。
〇 He talks like a king.
彼は 王様のように話す。
代わりに使えない場合
単に仮定法で使われている"as if"を"like"に置き換えることはできません。
〇 He treats me as if I were a child.
彼は私をまるで子供のように扱う。
× He treats me like I were a child.
次のように文脈としてあいまいになる場合は避けるようにします。
△ He treats me like a child. (「子供のよう」が彼か私かが分かりにくい)
【ポイント3】接続詞で使う"like"の中では、「印象・知覚」を表す動詞を使う
基本的に、"like"も"as if"も「~のように(だ)」という日本語表現になりますが、
"like"の前は印象・知覚の動詞がよく使われ、特に、
look like
sound like
feel like
smell like
のようにセットで使われることが多いです。
"act"や"talk"も使えますが、カジュアルな印象です。
日本語では「~のように…する」と表現しても違和感がありませんが、基本的に
"as if"を使う文の本動詞には、次のような行動・態度・思考の動詞は相性が悪いです。
× I think as if SV(主語+動詞)......
× I believe as if SV.....
× I know as if SV....
× I say as if SV.....
× I suggest as if SV....
× I hope as if SV.....
× I expect as if SV.....
次回は、「こんな靴じゃ歩けない」という言い方についてです。考えておいてくださいね!面白い言い方ですよ!

Englishラボのらぼでした
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