らぼのEnglishラボ

すぐに役立つ会話フレーズを紹介しながら、英語力を総合的に上げていけるような文法や語法も解説しています。

2498.ご一緒に!

Scenario: ある歌手のコンサートに行った。私の大好きな曲になったとき、何人かが一緒に歌いだすと、その歌手がこう言って呼びかけた。


「みなさん、ご一緒に!」




"Come on, everyone—sing along!"



【ポイント1】「一緒に」という表現


「一緒に行こう」、「一緒に働く」、「一緒に歌う」、「一緒に見る」など、様々な動作を2人以上で行うときに一般的に"together"という副詞が使われます。


日本語の「一緒に」は、比較的万能でどんな場合でも「一緒に」を使って違和感はほとんどないと思います。


英語でも"together"が万能だと思いますが、場面や文脈によって、別の表現を使う場合があり、"together"よりも自然に聞こえることがあります。


例えば、今日のフレーズに使った、「一緒に歌う」場合は、"sing along"がよく使われます。"together"は、「同じ時間・空間・目的を共有している」ことに焦点があり、協働・共感・連帯の感覚があります。


"sing along"は、「歌を一緒に歌う」ニュアンスで、"Everyone, together!"と言う場合は、歌だけではなく、手拍子やコール&レスポンスも含むと感じさせます。


"come with me"のように、"with ~"で「~と一緒に」という場合は、「誰と一緒なのか」がはっきりしている場合に使います。"come together"は、「誰と」と言っているわけではなく、「一緒に行く/来る」といった連帯感を感じさせます。


"work together"は、「協働する(一緒に(みんなで)取り組む)」感じで、"work with ~"は、誰と一緒に取り組むかを丁寧に伝え、距離感が近く、友好的な協力関係を感じさせるものです。


「フライドポテト、一緒に食べていい?/分けてね?」は、"share"を使って次のように言うことができます。


Will you share your fries with me?


相席したい場合は、


Would you mind if I shared your table?

テーブルをご一緒してもよろしいですか?



「同じだ」という意味の「一緒だ」は、


I’m with John on this.

この件ではジョンと同じ意見(一緒の意見)です。


と言います。この場合は、"together"は使いません。



【ポイント2】"together"の使い方


"together"の反対は"separately"です。


友人と食事したあと、レジの支払いで、「ご一緒ですか?それとも別々ですか?」と尋ねられることがあります。


Are you paying together or separately?

ご一緒ですか?それとも別々ですか?


になります。


👩🏼‍🏫この場合の"together"は、「協力して」というより、「まとめて」といったニュアンスです。



次のことに注意しましょう!


"We are together."


と言うと、


夫婦である

恋愛関係がある

性的な関係を持っている


という意味にもとらえられることがあります。


 Mark and I have been together eight years now. 

マークと私はもう8年も一緒にいるの。


 Are those two together?

あの二人は、付き合ってるの?


のように。



では、次のことを言ってみましょう。


コストコで、食料品や雑貨などたくさん買い物をしました。レジで買い物客が持参した保冷袋にスタッフが商品を詰めながら、


「これ、食料品と一緒に入れてもいいですか?」


と言われたことはないですか?


次のような言いかたがあります。


"Can I put this with your groceries?"


Would you like these packed together?


どのようなニュアンスの違いを感じますか?



明日は、「ワンランク上を目指す英語表現」で、名詞の後の過去分詞について書きます。(すみません、フレーズの予定を変更しました。)


Englishラボのらぼでした。