らぼちゃんの英語ブログ

英語のフレーズを通して見えてくる英語と日本語のギャップを楽しみましょう!

2056. 私なんていつもダメな母親だなーって思ってるわ。

らぼ

Scenario: 5歳の息子がいるのだが、なかなか厳しくしつけられず、いつも息子の言いなりになってしまう。わがままな態度にどうすればいいのか迷うことが多くなった。きつく叱っては、後で後悔することもあり、どうすればいいか分からいことが増え、友人に話すとこう言われた。



「私なんていつもダメな母親だなーって思ってるわ。」





"Maternal guilt is what I do best."



【ポイント1】"guilt"、"guiltyを日常会話で使う



今日のフレーズをそのまま日本語にすると、


「母親の罪悪感を感じているというのが、今の私ができる最善のことなの。」


その意味することは、


罪悪感を感じているというだけでもいいことだと思うわ。
罪悪感を感じてるってことだけでも、いいことでしょ。
罪悪感感じるしか、他に何のいいこともしてないのよ。


といったことです。


"guilt"というのは、「罪」という意味で覚えているかもしれません。"guilty"はその形容詞です。


つまり、ロングマンの定義にあるように、


the fact that you have broken an official law or moral rule
法律や道徳的な規則を破ったという事実


のことです。


He did not deny his guilt.
彼は自分の罪を否定しなかった。


というように使います。


日常会話のなかで、法律に関していないことについて、"guilt"を使う場合は次のような意味で使います。(ロングマンより)


a strong feeling of shame and sadness because you know that you have done something wrong
自分が何か悪いことをしたと知っているために感じる、強い羞恥心と悲しみ



responsibility and blame for something bad that has happened
何か悪いことが起こったことに対する責任や非難


"guilty"という形容詞もよく使われます。
"guilty"を日常生活の会話で使うと、「罪悪感を感じている」という意味で、"bad"の感覚で使っています。


I feel really guilty about forgetting her birthday again.
彼女の誕生日をまた忘れてしまったことに、本当に悪いことをしたと感じています。


She looked self-conscious and guilty.
彼女は自意識過剰で後ろめたい様子でした。


It was his guilty conscience that made him offer to help.
罪悪感があったからこそ、彼は助け舟を出したのです。



😀今日のフレーズには、"guilt"に、「母親(として)の」という意味の形容詞である、"maternal"を付けたものです。反対語の「父親(として)の」は、"paternal"です。



【ポイント2】副詞の"best"と"most"の違い


「それが一番好きです。」


ってどう言いますか?


"best"を使うか"most"を使うか?
"the"を付けるかつけないか?


など、細かいところが気になるかもしれません。


会話では気にしなくても伝わればいいとはいえ、文法的にはどうだろう?と考えてしまうことがあると思います。


辞書によって説明の仕方も違うので、一応ロングマンとケンブリッジの「副詞」の"best"と"most"の説明を比べてみました。
副詞は、形容詞や動詞を修飾する役割があるのですが、今日のフレーズでは動詞を修飾しているので、動詞を修飾する副詞に限定して比較しています。
(日本語の部分、色付け・下線はらぼによるものです。)


"best"について


ロングマン


adverb [superlative of well]

副詞(副詞のwellの最上級)


1  in a way that is better than any other

他よりもより良い(うまい)やり方で


It works best if you let it warm up first.

最初に温めておくと最も良く動きます。


This can best be described as a series of steps.

これは一連の手順として説明するのが最も良いでしょう。



2  to the greatest degree 類義語 most

最も程度が高い 


You know him best – you should ask him.

彼のことはあなたが一番よく知っているでしょ。彼に聞くべきよ。


The part I like best is the meal afterwards.

私が一番好きなのは、そのあとの食事です。


He’s perhaps best known for his role in ‘Midnight Cowboy’.

彼は『真夜中のカーボーイ』で最もよく知られているでしょう。



ケンブリッジ


In the most suitable, pleasing, or satisfactory way, or to the greatest degree:

最も適した、喜ばしい、満足のいく方法で、あるいは最大限の程度で


Which evening would suit you best for the party?

パーティーには何曜日の夜が一番ご都合がいいですか?


The Grand Canyon is best seen at sunset.

グランドキャニオンは夕暮れ時に見るのが一番です。


 He couldn't decide which one he liked best (= preferred).

彼はどちらが一番好きか決められなかった。




😀"best"には、「最もうまく~できる」といったニュアンスと、「最も(動詞の持つ意味の)程度が著しく」といったニュアンスがあります。
特に「好き(like)」のときは、"like ~ best"という言い方が好まれているようです。




"most"について

😀形容詞や副詞の単語が長い場合、最上級は、"-est"をつけないで、"most"を付けます。

例えば”expensive”の最上級は、
× the expensivest
◎the most expensive
です。
これを"best"に代えることはできません。


この用法以外の"most"で、"best"との違いが分かる部分のみを取り出しました。


ロングマン


to a greater degree or more times than anything else

何よりも程度が大きい、あるいは何よりも回数が多い


What annoyed him most was the way she wouldn’t even listen.

彼をもっともイラつかせたのは、彼女が話を聞こうともしないことでした。


I guess the food I eat most is pasta.

一番よく食べるのはパスタかな。


Most of all, I just felt sad that it was over.

なにより、終わってしまったことがただただ悲しかったです。



ケンブリッジ


the biggest number or amount of; more than anything or anyone else:

最大数または最大量である

何よりも、誰よりも上回っている


What's the most you've ever won at poker?

ポーカーで勝った最高額は?


The kids loved the fair, but they enjoyed the bumper cars most.

子供たちは縁日が大好きでしたが、中でもバンパーカーを一番楽しんでいました。



😀 "bumper cars"(バンパーカー)というのは、遊園地などでぶつけ合う小型電気自動車のことです。


😀数や量、回数に関する内容では、"most"を使っています。
程度に関しても使っているので、この場合は、"best"でも"most"でもいいのだと思います。


今日のフレーズにある、"what I do best"は、「回数や程度」というより、「良いことと思ってやっていること」といったニュアンスを伝えているのだと思います。子供に対する特別なシチュエーションですが、相手に共感や安堵感を与えるようなひとことだったので、ご紹介しました。( ´艸`)


"best"あるいは、"most"を副詞で使って、会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。