2471.ドアに近い席は強盗に遭いやすいだろ。
Scenario: 私の友人は、地下鉄ではドアに近い席は空いていても絶対に座らないのだという。その理由を聞くとこう答えた。
「ドアに最も近い席は強盗に狙われやすいだろ。」

"The seat closest to the door could inspire a robbery."
【ポイント1】"inspire"の使い方と日本語訳の違い
"inspire"という英語は、最近「~にインスパイアされた」という使い方で耳にすることがあります。また、CMの"Inspire the next!"というフレーズは、長年使われています。
「インスピレーション」は"inspire"の名詞形で、「ひらめき」といった意味で使われています。
今日は、その"inspire"の使い方をまとめてみました。
① inspire + 人 + to do(〜するよう促す)
Her determination inspired me to keep going.
彼女の決意に励まされて、私は諦めずに進み続けた。
② inspire + 感情・抽象名詞(感情を呼び起こす)
His speech inspired hope in the audience.
彼のスピーチは聴衆に希望を与えた。
③ be inspired by + 原因(〜に感化される)
I was inspired by her story to write my own.
彼女の物語に感化されて/影響を受けて、自分の物語を書こうと思った。
😊次のように能動的に表現することもできます。
Her silence inspired a thousand thoughts.
彼女の沈黙は、無数の思索を呼び起こした/搔き立てた。
④ inspire + 作品・行動(~の源になる)
The landscape inspired a series of paintings.
その風景が一連の絵画の作成の源/きっかけになった。
😊今日のフレーズの"inspire a robbery"は、「駅に止まってドアが開いたとたんに、ドアに近い席の人の持ち物を奪ってホームに降りれば、乗ってくる人の波が押し寄せる前に逃げられる、という考えを起こさせる」ということです。
【ポイント2】"Inspire the next!"を日本語でどう表現するか?
「Inspire the next!」は、日立の企業スローガンとして知られているキャッチフレーズですね。文法的には、ポイント1の②に当たります。そして、キャッチフレーズですから、"the next"(次のもの)という表現に様々な感情をこめています。そこで、このキャッチフレーズとしての響きやニュアンスを考慮して日本語に置き換える必要があります。
次のようなものを考えてみました。
行動を促す力強い表現では・・・「次の時代を切り拓け」
詩的で柔らかい響きにすると・・・「未来にひらめきを」
感情的・情熱的な呼びかけにすると・・・「次世代に感動を」
技術革新や挑戦のイメージを前面にだすなら・・・「次の可能性を切り拓こう」
抽象的で哲学的な響きにするなら・・・「次を動かす力に」
といった感じになります。
「次の世代に火を灯そう!」や、「未来に希望を吹き込もう!」というような、行為と願いが一体化した詩的なフレーズにしてもいいと思います。
使い方のパターンを頭に入れておけば色々な場面で役に立ちそうですね。
明日は、「ベッド、ちょっと上げますね。」です。介護ベッドの操作についての表現です。
「上げる」という動詞に焦点を当てました。

Englishラボのらぼでした。
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