2470. ハイテクに強い内閣であるべきだ。
Scenario: 新しい総裁が決まった党では、新内閣のありかたについてこういう声がある。
「我々は、ハイテクに強い内閣であるべきだ。」

("cabinet"には「戸棚」という意味もあります。( ´艸`))
“We should be a tech-smart cabinet.”
【ポイント1】"smart"という形容詞の使い方
"smart"という英語が、「頭がいい」という意味であることは、日本語の中でも定着してきたと思います。特にIT関係で、この単語を使う場合、次のようなことを意味します。(ロングマンより)
smart machines, weapons, materials etc are controlled by computers and are designed to react in a suitable way depending on the situation
スマートな機械、兵器、材料などとは、コンピューターによって制御され、状況に応じて適切な方法で反応するよう設計されているもの
今日のフレーズでは、smart"を名詞の後につけて、「ハイテクに強い」といった意味を加えた単語を使っています。
ですから、"tech-smart cabinet"は、「テクノロジーを使いこなし、デジタル機器やITに強い内閣」という意味になります。
また、"-smart"という使い方は、ハイテク関係以外では「頭がいい」、「知識が豊富である」、「判断力がある」といったニュアンスをだすことができます。
使い方
book-smart
「学問的知識に優れている」、「試験や理論には強い」
😊「知識ばかりで実践には弱い」という意味で、皮肉に聞こえることもあります。
money-smart
金銭感覚が鋭い。節約や投資、経済的判断に長けている
people-smart
人間関係に敏感。共感力・対人スキルが高い
fashion-smart
ファッションに詳しい。センスが良く、流行に敏感
emotion-smart
感情の扱いが上手。自分や他人の感情を理解・調整できる
city-smart
都市機能が賢く設計されている
😊"a smart city"(スマートシティ)という使い方もできます。
energy-smart
エネルギー効率が良い
AI-smart
AIによって能力が上がった
【ポイント2】「名詞+ハイフン+形容詞」で表せること
"smart"以外に「名詞+ハイフン+形容詞」の形で、名詞の意味を兼ね備えた形容詞を作ることができます。
こうした使い方によく使われる表現は次のようなものがあります。
"-friendly" (~に優しい)
eco-friendly:環境に優しい
user-friendly:ユーザーにとって使いやすい
child-friendly:子どもに優しい/子ども向けの
budget-friendly:予算に優しい/安価な
pet-friendly:ペット同伴可能な/ペットに優しい
"-oriented" (~志向の)
goal-oriented:目標志向の
customer-oriented:顧客重視の
result-oriented:結果重視の
service-oriented:サービス志向の
detail-oriented:細部にこだわる/几帳面な
"-free" (~のない)
stress-free:ストレスのない
alcohol-free : アルコールを含まない
sugar-free : 糖質ゼロの
dog-free: 犬を入れてはいけない (芝生などに、"dog-free area"のように書かれています。
"-sensitive" (~に敏感な/~に厳しい)
time-sensitive:時間に厳しい
allergy-sensitive: アレルギー体質の
deadline-sensitive : 締め切りにうるさい (人やプロジェクトに対して)
そのほか、次のようなものがあります。
cost-effective:費用対効果が高い
carbon-neutral:炭素排出量が実質ゼロの
gender-neutral:性別にこだわらない
data-driven:データ駆動型の
student-centered : 生徒中心の
造語が可能です。ユーモラスに使うと効果抜群です!
例えば・・・
「これ、猫ちゃんたちに大人気の(猫が認めた)おもちゃなのよ。」
"This is a cat-approved toy!"
とか・・・。

(猫が近づくと自動的にチョロチョロ黄色いしっぽのようなものがあちこちから顔を出したりひっこめたりするものです。床に置いたままでも使えます。こちらに詳細があります。)
【ポイント3】"proof"はハイフンなしのものがある
形容詞の"proof"は、名詞の後ろについて、「〜に耐える」「〜を防ぐ」という意味を作ります。
「防水加工のほどこされた」は、"waterproof ~"
「子供の安全のために設計されている」は、"childproof ~"
です。
比較的短い名詞で日常生活に根付いている表現の場合は、ハイフンがとれて使われる場合があります。
😊"childproof"は、「子供の安全のため」もありますが、「子供が乱暴に使用しても簡単には壊れない」といった意味になることもあります。
childproof locks, childproof medicine bottles →安全のため
childproof tablet cases, childproof furniture →いたずら防止、乱暴な扱いに耐える
ハイフンなしで使われているもの
waterproof(防水の)
fireproof(耐火性の)
bulletproof(防弾の)
soundproof(防音の)
shockproof(耐衝撃性の)
rustproof(防錆の)
tamperproof(改ざん防止の)
dustproof(防塵の)
ハイフンをつけると、次のように即興で造語ができます。
distraction-proof(気が散らないように設計された)
failure-proof(失敗しにくい)
forgetfulness-proof(忘れにくいように工夫された)
excuse-proof(言い訳できないほど明快な)
laziness-proof(怠け癖に打ち勝つような)
overthinking-proof(考えすぎを防ぐ)
burnout-proof(燃え尽きないように設計された)
indecision-proof(迷うことのないような)
ちょっとユーモラスに"procrastination"(先延ばし)を使ってみますね。
My new planner is totally procrastination-proof.
私の新しい手帳は完全に先延ばし防止仕様なの。
I finally found a procrastination-proof method.
ついに先延ばし防止の方法を見つけたわ。
😊"procrastination"(プロクラスティネィション)はフォーマルな単語ですが日常生活でも十分使えます。
明日は、「ドアに近い席は強盗に会いやすいだろ。」です。 電車内ではなるべくドアの近くの席はは避ける、という人の理由です。

Englishラボのらぼでした。
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