らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1415. ちゃん付けで呼び合う仲なの?

Scenario:彼とランチに行くと、一人の男性が彼に話しかけてきた。二人はとても親しそうに話していて、私のことを紹介してくれた時、その人が有名会社の社長だと知って驚いた。まるで高校の同窓生に会ったかのように親しそうに話していたのだ。


「ちゃん付けで呼び合う仲なの?」




"Are you on first name basis with each other?"



【ポイント1】名前で呼ぶということは、親しいことを意味する。



日本人の大人同士では、よほど親しくなければ名前で呼び合うことはありません。英語圏では、"Mr."や、"Miss"を姓に付けて話すと、"Please call me Tom."などと言われることがあります。名前で呼んでもらうことで、親しくなりたいという気持ちを伝えるのです。


日本では、親しい人を「ちゃん」付けで呼ぶことがあります。「みっちゃん」というように名前に付けることもあれば、「ヤマちゃん」のように姓の一部に付けることもありますが、これらはどちらにしても、よく知っている相手に対して「親しみ」を込めて相手を呼ぶ場合です。


このことが特に英語圏では、「名前で呼び合う」ということで代替されています。名前で呼び合うということは、会話も気さくな感じで話すということになります。


日本で気さくな感じの表し方の一つに、「名前のちゃん付け」があるかな、と思って今日のような日本語表現にしてみました。




【ポイント2】"on a(n) ~ basis"で便利な副詞句を作ることができる。


今日のフレーズの動詞は、"be"(である)ですが、一般動詞にも使えます。


I work on a part-time basis.
パートで働いています。


"part-time"のところを、
次のように変えることができます。


on a full-time basis(常勤で)
on a temporary basis(一時的に)
on a permanent basis(恒久的に)
on freelance basis (フリーランスで)
on a daily/weekly basis  (日常的に/週ベースで)


自分で作ってもいいので、動詞を変えたり、「~ベースで」を応用したりしてどんどん使いましょう。



"on a(n) ~ basis"を使って会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「それで行こう!」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。