らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1608. 手分けしましょう。

Scenario: 自治会では毎年有志による近隣の美化活動を行っている。今年は30人以上が集まり、かなり広く行えそうだ。車道や公園など大まかに担当場所を分けることにして、こう言った。


「手分けしましょう。」




"Let's divide up."



【ポイント】日本語表現が様々になる、"divide"。


"divide"は漢字では、「分」、「離」、「割」のイメージすべてで使うことができます。


今日のフレーズは「手分けする」という表現をしましたが、「分ける」、「分かれる」と言ってもいいでしょう。ただし「別れる」ではないですね。。。


「均等」なイメージのときには、"up"や"down"を付けることがあります。


自動詞、他動詞の両方で使えます。日本語表現にしたときに様々な表現になることを確認しましょう。(ロングマンを参照)



Here, the river divides into three channels.
ここで、川は3つの水路に分かれます。(自動詞)


The Wall used to divide (off) East and West Berlin.
かつて「壁」が東西ベルリンを分断していた。(他動詞)


Only a thin curtain divided (off) her cabin from his.
彼女の部屋と彼の部屋は、薄いカーテンで仕切られているだけだ。(他動詞)


Cancer cells divide rapidly.
ガン細胞は急速に分裂します。 (自動詞)


The money will be divided (up) equally among the charities
このお金は、チャリティー団体に均等に分配されます。(他動詞・受動態)


She divides her time between New York and Paris. 
彼女はニューヨークとパリを行ったり来たりしています。(他動詞・時間を分けている)


If you divide 21 by 3, you get 7. 
21を3で割ると、7だ。 (他動詞)


The issue of cloning has sharply divided voters.
クローン問題をめぐっては、有権者の意見が大きく分かれている。(他動詞)




"divide"を使って会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、"self-"を使ったワンランク上の表現です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。