レベルを上げるEnglishラボ

英語のフレーズを通して見えてくる英語と日本語のギャップを楽しみましょう!

2197. ワンランク上を目指す英語表現[101]---会話力を上げよう!②

らぼ

Scenario: 同僚に宅配の荷物が届いたようで、机の上に置かれていた。仕事関係のものらしいのだが、彼女はさっき帰ったばかりだ。大切なものかもしれないし、自宅で必要なものなのかもしれない。荷物に気付いた他の同僚が「どうする?」と言っていたのでこう言った。


「それ、私が今夜直接渡そうと思ってます。」


(仲直りしたいときに贈るのは、"I'm sorry gift"と言います。( ´艸`))



"I thought I'll hand-deliver it to her tonight. "


会話のレベルを上げるのは、難しい単語を覚えることや文法を詳しく知ることもそうだと思いますが、意外と簡単なテクニックもあります。


今回は上のフレーズを元にして、そのテクニックを2つ挙げてみました。



★動詞に少々細工をしてみる

「手渡す」という動詞は"hand"だけでいいのですが、"deliver"を付けることで「届ける」ニュアンスが加わります。ハイフンを用いて1語の他動詞として使います。変化形は、過去形なら、"hand-delivered"のようになります。口語的な使い方です。


ケンブリッジの定義は次のようになっています。(ロングマンには記載がありませんでした。(´;ω;`))


to take something to someone yourself or send it by courier (= person who carries important messages or documents for someone else)

自分で誰かに何かを届けたり、宅配便で送ったりすること(=誰かの代わりに重要なメッセージや書類を運ぶ人)


😀最近は玄関先に置いていく業者さんがいたり、宅配ボックスがあったりしますkえれどね。

使い方


We targeted the company's managers and hand-delivered invitations to them.

私たちは、その会社の経営陣をターゲットに選び、招待状を直接手渡ししました。


The cake you order will be hand-delivered.

ご注文のケーキは、手渡しでお届けいたします



★会話での時制の一致は、あまり気にしない


日本人が英語の文法を学習する中で、分かりにくいもののひとつに「時制の一致」があります。


主節の動詞が過去の場合は、それに続く節の中の時制を動詞の時制に合わすことです。


今日のフレーズで言うと、


I thought (that) I'll hand-deliver it to you tonight.


というセリでフは"thought"と過去形になっていて、that-節内の未来形を表わす"will"は"would"にすることが、いわゆる「時制の一致」という文法にのっとった言い方になります。

"will"という未来形はあくまで、現在を基準にした未来であり、過去を基準にした未来は"will"を"would"に代えるのです。細かく言うと、"tonight"(今夜)も現在を基準にした表現なので、"that night"(その夜)に直すことが正しいとされます。


しかし、


会話においては、時制の一致はさほど重要なことではありません。かえって「描出話法」といわれる、「現在を基準として、まるで話し言葉の引用を表すカッコがあるように話すこと」も可能です。ライティングの場合でも、カッコを用いれば、引用のセリフとなって、時制の一致は受けません。


今日のフレーズは、"I thought....."から始まっていますが、"I think....."でもいいです。


「~と考えていました」と、「~と考えています」の違い程度です。


現在形だと、「今はそう思っているけれど、変えてもいいですよ」といった感じになります。


"I thought...."にすると、「前からそう思っいた」という安定感を出すことができます。




今日のTryはありません。


明日も、ワンランク上を目指す英語表現です。

読んでね。

Englishラボのらぼでした。

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