2309.ワンランク上を目指す英語表現[112]---"proudly"の使い方
"proud"は、「誇りに思っている」という意味であることは、広く知られていますが、その副詞である、"proudly"の使い方について、考えてみたいと思います。
まず、形容詞の"proud"ですが、
"You must be proud of your son."は、文字通り日本語にすると、「あなたは、息子さんを誇りに思っているに違いない。」になりますが、実際そう言っている人はいないでしょう。「息子さんすごいですね!」が一般的だと思います。
"I'm proud of my son."も、「私は自分の息子を誇りに思います。」という人はあまりいないでしょう。せいぜい、「よくやってくれたと思います。」とか、「私の息子ながら、すごいと思います。」などと言うでしょう。
つまり、日本文化の中では、自分自身を「自慢する」こと、自分や自分の家族に対しては、へりくだるのが正しい振るまいとされています。また、嬉しいときでも、他人の前であからさまに喜んではいけない、ということも相撲の世界で勝ったときの態度が示しています。
ですから、英語の"proud"は日本人にとって、気持ちはわかるけれど言葉にしにくい単語なのだと思います。
今日のフレーズの"proudly"は、副詞ですから、あえて「誇りを持って」、「誇らしげに」、「堂々と」、「自信をもって」、となるでしょう。
日本語に訳しにくい"proudly"
"proudly"を英語で使って見ます。日本語表現は、文脈によって変わりるので、可能性のある表現をカッコで示しておきました。
He proudly accepted the award.
彼は"proudly"賞を受け取った。 「誇らしげに」、「嬉しそうに」
She proudly introduced her son to everyone. 「自慢げに」、「嬉しそうに」
彼女は"proudly"息子をみんなに紹介した。
彼は"proudly"ステージを歩き、卒業証書を受け取った。「誇らしげに」、「堂々と」
She proudly displayed her medals on the wall.
彼女はメダルを壁に"proudly"飾った。 「誇らしげに」、「嬉しそうに」
😂「うれしそうに」という日本語表現が当てはまるものが多いですね。
"proudly"がネガティブなニュアンスを持つ場合もあります。(皮肉な表現も含めます。)
He proudly claimed responsibility for the mistake. 「臆面もなく」、「堂々と」
彼は"prodly"そのミスの責任を認めた。
She proudly ignored the instructions and did it her own way.
彼女は"proudly"指示を無視して"proudly"自分流でやった。「自信ありげに」、「自信をもって」、「堂々と」
He proudly announced that he had broken the machine.
彼は「機械を壊した」と"proudly"言い放った。 「堂々と」、「鼻高々に」
He proudly took credit for work he didn’t do.
彼は自分がやっていない仕事の成果を"proudly"横取りした。 「堂々と」、「引けを取ることなく」、「少しも悪びれずに」
He proudly presented the worst idea imaginable.
彼は史上最悪のアイデアを"proudly"提案した。「自信過剰になって」、「自信ありげに」
She proudly boasted about how she never apologizes.
彼女は「私は決して謝らない」と"proudly"吹聴した。 「胸を張って」、「引けを取ることなく」
自分や自分の家族以外の人に対しては、「誇らしげに」や「嬉しそうに」が該当する場合が多いでしょうか。
自分や自分の家族に対しては、嬉しそうに「いや~、こんなことになるとは思いませんでしたよ。」とか、「いやいや、みなさんのお陰です。」など、無数にあるへりくだった表現を使いながら、照れ笑いをするのかな?
いずれにせよ、日本語は謙虚さを大切にする文化なので、英語の「proudly」をストレートに訳すと違和感があることもあります。自分なりに言葉のニュアンスとその場の空気を読んで、調整することになるでしょう。
企業や政府が使う「~をご報告させていただきますことを誇りに思っております」、「誇りを持って、~をご報告させていただきます」などの言い方には"We proudly announce ~"を使います。フォーマルで洗練された印象を与えます。
受動態で、「良い成果」などを主語にして、受動態で、"~ was proudly announced"と言うこともあります。

"We proudly announce the launch of our new product."
弊社は誇りをもって新製品の発売を発表いたします。
😀"proudly"を"be proud of ~/to 不定詞"で言うこともできます。 "We are proud to announce ~."となり、柔らかく、自然な感じになり、 日常的な発表や、カジュアルな場面でも使いやすくなります。
"We are proud to announce that our team has achieved a major milestone."
我々のチームが大きな成果の達成を発表できますことを誇らしく思います。

"proudly"を使った文や会話を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。
明日も、「ワンランク上の英語表現」です。"proud"を名刺の前で使ってみましょう。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。
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