2237."hang"を自動詞で使った場合の日本語表現が面白い!
元来、"hang"が原形で、"hung"はその過去形、過去分詞形で、前置詞や副詞と共に用いられます。
【ポイント1】"hang"を自動詞で使った時の日本語表現が不自然に感じられる
"hang"の過去形、過去分詞形は"hung"です。"hang"は他動詞、自動詞の両方があります。他動詞にすると、"SVO”になり、自動詞にすると、"SV"になります。
①他動詞の例
He hung the old-fashioned lamp from the ceiling.
②他動詞は目的語を主語にして次のように受動態にすることができます。
The old-rashioned lamp was hung from the ceiling. (by himは省略)
③自動詞の例
An old-fashioned lamp hung from the ceiling.
これらを日本語にしてみます。
①⇒彼は古臭いランプを天井から吊るした⇒吊り下げたでもOK。
②⇒古臭いランプが天井から吊られていた⇒吊り下げられていたのほうが自然。
③⇒古臭いランプが天井から吊るされた。⇒吊り下げられたでもOK。
英語の自動詞は、ほとんどが「SがVする」という日本語でなりたつのですが、"hang"の日本語の訳が「する」ではなく、「される」となってしまうので、受動態のように感じられるのです。もしくは、"be動詞"が抜けているように感じてしまいます。
英語は、①②③とも正しいです。③だけが日本語話者にとっては、少々違和感がある表現になるのです。
これは日本語のトリックです。"hang"を自動詞で使った英文をは日本語に訳すと混乱してしまう動詞なのです。英語のまま理解すると、何の問題もありません。
【ポイント2】受動態なのに、訳すとSVの形になるものもある
ポイント1とは逆に、形は受動態なのに、日本語ではSVのように訳すものがあります
The chair was broken.
がその例です。
日本語では、「椅子が壊された。」と言ってもいいのですが、普通は「椅子が壊れた。」と言います。日本語で「壊された」と言うと「誰に?」と聞きたくなりますね。受動態で表現しているからです。
"close"も同様です。
"The door was closed."は、
「そのドアは閉められた。」と言ってもいいですが、普通日本語では「そのドアは閉まっている。」と言います。
形は受動態なのに「される」と訳さないものは、次のようなものがあります。
be interested 興味を持っている/興味を持つ
be excited 大喜びしている/大喜びする
be involved 介入している/介入する
be surprized 驚ろいている/驚く
などです。
これらの過去分詞は、受動態の過去分詞というより、「形容詞」として扱われています。
次回は、「自分のせいだと認める」という動詞を考えます。

Englishラボのらぼでした。
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