642. 自分でも同じことしたと思うよ。
Scenario: 友人がお金を貸して欲しいと言ってきた。何でも商売に失敗して、今週中に支払いをしなければ、家を失うことになるかも知れないというのだ。なんとか力になりたいとは思ったが、お金を貸すことだけはできず、断った。その友人は結局、家を失って街を出てしまった。あの時、自分がお金を貸していたらよかったかもしれない・・・。姉にそのことを話すと、こう言って慰めてくれた。
「自分でも同じことをしたと思うよ。」

"That's exactly what I would have done."
【ポイント】「過去の推量」で伝わることとは?
今日のフレーズにある、
"would have +過去分詞"の形は、次のように「仮定法過去完了」の主節に現れます。
「仮定法過去完了」と難しい用語で呼ばれていますが、 「あのときこうしていたら・・・」、「あのときこうだったら」と、過去を思い出しながら、今の気持ちを表すときに使う用法です。これが使えれば、感情を表す表現がかなり豊かになります。
日本語で次のように言うことがあるでしょう。
(すべて肯定文で書いてみましたが、否定文でもよく使います。)
①
「~だっただろう。」
「~だっただろうに。。。」
②
「~できたのに。。。」
③
「~すべきだったな。」
「~しときゃよかったのにな。」
「~するはずだったのにな。」
「~してもよかったのに。。。」
④
「~だったかもしれないよ。」
①~④で共通することは、
「あのとき」のことについて思いを巡らして、「今は違うことになっている」ということを伝えているということです。
悔しかったり、残念に思ったり、反省したり、幸運を喜んだりするときなどに、言う形ですね。
それは、すべて、
助動詞の過去形 + have + 過去分詞
で表すことができるのです。
使う助動詞は、
①の場合は、"would"
②の場合は、"could"
③の場合は、"should"
④の場合は、"might"
になります。これらは助動詞なので、原形の"have"が続き、それぞれ、
"would've"
"could've"
"should've"
"might've"
とくっついて、主語に関係なく、
「ウダヴ」
「クダヴ」
「シュダヴ」
「マイタヴ」
と聞こえます。
それに過去分詞をくっつければ出来上がりですから、簡単に考えてどんどん使いましょう。
① I would've done this. これをやっただろう。
② I could've done this. これができたのに。。。
③ I should've done this. これをすべきだったのに。。。
これをするはずだったのに。。。(状況に応じて伝わり方が変わります。)
④ I might've done this. これをしたかもしれない。。。
それぞれ、"done this"のところを自由に変えて見てくださいね。
そして、主語を変えたり、否定文にしたりすると、もっと状況の幅が広がります。
"You shouldn't have done this." きみはこれをすべきじゃなかったんだよ。
"He couldn't have passed the test without your advice."
君のアドバイスがなかったら、彼はそのテストに合格できなかっただろうな。
のように、"without ~"(~がなかったら)と一緒に使うことも多いです。

Englishラボのらぼでした。
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