らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

386. 合コンやるんだったら声かけてって友達に言ってるんだ。

Scenario : 彼女いない歴2年。仕事は順調だが、女性が少ない職場ではなかなか出会いがない。最近は結婚を視野に入れたお付き合いをができる人を見つけたいと望むようになった。親も時々「誰かいないの?」と聞くので、こう言った。


「合コンやるんだったら声かけてって友達に言ってるんだ。」



"I let a friend of mine talk me into speed-dating."



【ポイント1】「友達」の言い方は、日米で微妙に違う。


彼は僕の友達だ。→ He is a friend of mine.


”mine"は、"my friends"のことです。
普通友達は複数いるので、"He is a friend."で止めると、ちょっと素っ気ない感じがします。反対に、"He is my friend." というと「親友」に近い響きがします。ですから、普通に「彼は私の友達です。」というときは、「自分が持っている友人の一人」といった感じで使うといいです。


友人に、「友達のトムです。」と紹介するときは、特に親友でなくても、
"Jerry, this is my friend Tom."
と言っていることが多いです。


日本語では、「ともだち」を「クラスのともだち」というように、「特に好きでも嫌いでもないけど、クラスが一緒」といった感じで使うことがありますが、英語では、"friend"はあくまで自分が好きな人であることが必要です。


日本語では高校生でも、「友達と遊んだ」と言いますが、英語で、"I played with my friends."とは言いません。


I hang out with my friends in Tokyo.
とか、
I was out with my friends yesterday.


のように"play"は使いません。幼稚園くらいの小さい子なら、"play with ~"と言ってもおかしくはありませんが・・・。大人なら、いかがわしい意味にとられることがあるので気をつけましょう。


【ポイント2】「~に誘う」、「~しようと声をかける」ときに使う"talk"。


「~に話しかける」というときには、"talk to ~"と言いますが、"talk 人 into 名詞"になると、(人を~に誘う)、または、"talk 人 ~ing" (人に~するよう説得するという)意味になります。


My husband talked me into going to see the doctor.
私の夫は私に医者に診てもらうように言った。


Linda talked me into working with her.
リンダは彼女と一緒に働くよう私を説得した。


「説得する」という意味の動詞に"persuade"がありますが、それを使う時には、
"persuade 人 to do something"になります。


上の例を用いると、
Linda persuaded me to work with her.
になります。


Englishラボのらぼでした。