らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1309. 昨日は遅番だった。

Scenario: 昨日近所で納涼会があり、楽しかったと隣の人に聞いた。私が当然来ると思ってた人にどうしたのかと聞かれたので、こう答えた。


「昨日は遅番だったんだよ。」


(飼い主(chavata2023)さんのInstagramに投稿より)



"I was working the late shift."



【ポイント】"work"に目的語が付く?


"work"はほとんど自動詞で使います。つまり、後ろに目的語を置かないか、「前置詞+名詞」の形を置きます。



He works in a library.
彼は図書館で働いています。


He works as a librarian. 
彼は司書として働いています。


He works for the company.
彼はその会社で働いています。(社員として)


He works in the company. 
彼はその会社の中が仕事場です。(会社の仕事以外で、会社を仕事場として働いている。)


He works as a writer. 
作家(ライター)として働いています。


He works on this project.
彼はこのプロジェクトを手掛けています。



ところが、次の例では"work"の後に前置詞がありません。


I work part-time / full-time in a library.
私は図書館でパート(フルタイム)で働いています。


"part-time"、"full-time"が副詞で使われています。


また、"part-time"では、"on part-time bases"のように言うこともあり、この場合の"part-time"は形容詞としてつかわれています。"on full-time bases"という言い方はしません。


"full-time"を形容詞として使って、" ~ is a full-time job"や、"a full-time staff"という言い方もできます。


日本語で、「パートで」、「フルタイムで」という言い方をしますが、「非正規雇用で」、「正規雇用で」という場合が多いです。英語で、「非正規雇用だけれど、フルタイムで働いている」場合は、働く時間を付けて、


"work/do a 8-hour shift."


と言います。数字の後にハイフンをいれ、その後の時間は単数です。


今日のフレーズの、


"I was working the late shift."


は、"work"の後ろに名詞が目的語として付いているように見えますが、前置詞の"on"が省略されている形で、"work"はやはり自動詞になります。このように、誤解がない場合、前置詞を省略する傾向があります。


「早番だった」は、


"I was working the early shift."


になります。


いくつか例を挙げます。(ロングマンを参照しています。)


I get paid more if I work nights.
夜勤だと(賃金を)もっともらえる。


We’re sometimes expected to work twelve-hour days.
12時間労働を求められることもあります。


I work shifts.  / I work in shifts.
シフト制で働いています。



もともと前置詞があった形なので、


"I’m on the early shift tomorrow."
明日は早番なの。


と"on"を付けてもいいです。傾向としてはbe動詞のあとでは、"on"を言うことが多いように思います。


He’s on night shifts all next week.
彼は来週ずっと夜勤なの。



「シフト制で働く人々」は、


people who do shift work
they are shift workers


と言えます。


"shift"を使わずに、「水曜日の夜働く」は、


I work Wednesday nights.


になります。


「夜働くのは何曜日?」と聞く場合は、


What nights do you work?


になります。


今日あげた働き方以外に、働き方の表現で思いついたものがあったら、コメント欄で教えてね。
また、今日のブログの中の表現を使って、短文や会話文ができたら、送ってね。
明日は、「てぶらで行くわけにいかないよ。」です。
読んでね。


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