らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

967. 細かいことに神経使うなよ。

Scenario: 我が家でもついに犬を飼うことになった。近所で子犬が生まれてそのうちの一匹を育てることになったのだ。犬を飼ったことがないので、ネットで色々調べたり友人に聞いたりして、ちょっとドキドキしている。注意することを家族に伝えると、夫がひと言こう言った。


「細かいことを気にするんじゃないよ。」




"Don't sweat the small stuff."



【ポイント】"sweat"の使い方。


"sweat"は「汗をかく」という動詞です。
発音は、[swét](スウェッ)で最後の"t"は聞こえません。
過去形、過去分詞形は普通に"-ed"を付けます。


自動詞で使われる場合が多いですが、他動詞で「~に汗をかく」という使い方ができます。


動詞の「汗をかく」は日本語でも、スポーツをして「汗をかく」という場合の他に、


「仕事で汗を流す」   = work hard


「冷や汗をかく」  = be worried about,    be nervous about


という意味で使えます。



例 (ロングマンより。)
They sweated and saved for ten years to buy a house.
彼は汗水流して10年間貯金し、家を買った。


Let them sweat a bit before you tell them.
言うまえにちょっと彼らに冷や汗を流させろ。(ヒヤヒヤさせろ)


今日のフレーズの、"Don't sweat the small stuff."


は、「細かいことに/を( sweat )するな。」


で、使う場面によって、


「ささいなことに力を使うようなことはやめろ。」 → work hard の意味


「細かいことであわてるな。」→ be nervous about の意味


という日本語表現になるでしょうが、今日のフレーズでは「神経を使う」といった感じです。


同じフレーズでも「犬の散歩は毎日一時間!月に一度はトリミング!」といった状況なら、


「どうでもいいことにそんなに頑張るなよ。」


になるかも。。。( ´艸`)



明日は、「全部ネットに流せ!」です。このフレーズがあなたの役に立つことがあるかな。。。



Englishラボのらぼでした。