らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

13. 腕時計派なんです。

Scenario:
国際空港内の免税店。せっかくだから何か買って帰ろうと思って、コーチのお店に入りました。可愛い腕時計があったので見ていると、店員さんが寄ってきて、こう言いました。


「腕時計派なんですか?」



"Are you a watch person?"


【ポイント1】
 "person"の前に、好きなものを入れると「~派」になる。


「~派」と言いたくて、「派」を引くと、"faction"が出てきたりします。「安倍派」というと、"the faction led by Abe"のようになると思いますが、政界の仕組みが違うので、アメリカではあまり使われない言い方だと思います。「タカ派の上院議員」という言い方は、"hawkish senator"といったような言い方になります。


「猫派」は、"I'm a cat person."です。「猫か犬か」、「腕時計かケイタイか」のように2つのうち、どちらかといえばこっち、のようなニュアンスです。


I'm not a morning person.となると、「私、朝型じゃないんで。」と「型」になりますね。。。( ´艸`)


【ポイント2】 "person"は、「ある性格を有する一個人」。


"person"は複数形は"persons"ですが、あまり使われません。「人々」という意味では、"people"が使われます。


「個人」では、"individual"も「個人」と訳されることがありますが、こちらは、「同じ集団の中の他の人たちに対する個人」というニュアンスです。


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