らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

930. ズボンの裾は靴の3ミリ上にしろ。

Scenario: 今の会社に入って半年になる。初めて取引先を訪問するにあたって、スーツを新調することにした。そのことを話すと、上司がこうアドバイスしてくれた。


「ズボンの裾は靴の3ミリ上にしろ。」




"The break should be on eighth of an inch above the shoe."



【ポイント】日本語では、「スーツ」。英語では"a suit"。


日本語では「スーツ」と言いますが、英語では、"a suit"です。上下揃っていて一着の"a suit"となります。ですから"suits"というと上下そろっている"suit"が複数あるということになります。


日本語でいう「ビジネススーツ」は、


a business suit


になります。


〇 He wore a business suit.  彼はビジネススーツを着ていた。


仕事用のスーツではない、"suit"は、"business"をとるか、性別にかかわらず、"a dress suits"にするといいです。


こういうのは、"dress shoes"です。


スーツのズボンは、


suit pants


日本語でいう「ズボンの裾」は、"break"を使って表現できます。


"suit pant breaks"という表現が次のサイトにあります。
また、日本語でいう「裾上げ」についても、このサイトで詳しく書いてありましたので、一部を引用します。
   ⇓


The “break” of the pant is the fold or creasing of fabric that forms at the front of your pant leg, just above where it meets your shoe, while you’re standing.


ズボンの「ブレイク」というのは、ズボンの前からみた形を作る折り返しや折り目をつけることで、立っているときに靴に触れる部分である。


No Break Pants
(靴に全く折り目が触っていません。)


Quarter Break Pants
(折り目が靴にかなり近い部分にあります。)


Half Break Pants
(靴の上半分が隠れる程度)


Full Break Pants
(靴の上の部分が完全に隠れています。)


日本語では試着室で、「このくらいですか?」とか、「ダブらせますか?」というように聞かれて、「はい、そんな感じでお願いします。」ってなってる?


ズボンに合った靴を基準に決めるってかっこいいです。



明日は、「佐藤さんと同期です。」です。"the same year"は使いません。便利な単語があります。


Englishラボのらぼでした。