1070. 携帯の充電が切れちゃってさ。
Scenario: 仕事が終わって、帰りの電車を待っていると、隣の駅で事故があり電車がかなり遅れるというアナウンスがあった。家族に電話しようとしたのだが、携帯の充電が切れているのに気付き、一緒にいた同僚に電話を借りた。
「充電きらしちゃって。」
"My phone's dead."
【ポイント】形容詞の"dead"の使い方。
「携帯電話」が、普及するにつれて、単に"phone"と言えば携帯電話のことを指すようになりました。個人が持っているので大抵"my"や"your"といった所有格をつけて使います。
「充電が切れた」という場合は、
My phone is dead. と「切れた」というところに"dead"という形容詞を使います。
発音は、[déd](デドゥ)です。動詞は"die"です。形容詞ですが、比較級や最上級はありません。
日本語で「切れてる」でも「切れた」でも、英語の表現では、現在使えない状態になっているのなら現在形の"is"を使います。過去形の"was"を使うと、「あの時は切れていたけれど、今は切れていない」と伝わってしまうことがあるので、日本語表現にかかわらず、現在の状態を言いたいときは現在形を使います。
My phone is dead.
My phone battery is dead.
The battery is dead.
The battery is about to die. (バッテリーがなくなりそう。)
"battery"には「その車のバッテリー」という感覚で、冠詞は"the"を使います。
"dead"は、"not alive"(生きていない)という意味から様々に応用できます。
日常的に使えるものを4つ厳選しました。
①"alive"の反対語として使う。
We don’t know if she is dead or alive.
彼女は生きているか死んでるか分からない。(英語と日本語では順番が逆であることが自然です。)
② 電源が切れて動かないという意味で使う。
壊れた場合は、"be broken"を使うのが普通です。
Suddenly the radio went dead.
突然ラジオが入らなくなった。
③ 「面白くない」、「活気がない」という意味で使う。
This place is dead after nine o'clock.
その場所は9時以降、何もない。
The luxury car market has been dead in recent months.
高級車市場はここ数カ月活気がない。
Jennie’s eyes were dead.
ジェニーの目は死んでいた。
I'm dead.
超疲れた-。(会話調。)
終わった-。 (大変なトラブルとなって)自分はもうだめだー、といった感じです。
取り返しがつかないことになった、という意味にもなります。
④ 身体の一部がしびれて感覚がない時に使う。
When I got up, my foot had gone dead.
おきたとき足の感覚が無くなっていた。
ここで問題です!
( )is dead, because ( ).
のカッコを埋めてみましょう。
明日は、「各クラスから男女1名ずつ候補者を出してください。」です。
読んでね。
Englishラボのらぼでした。
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