らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1162. あなたがいてくださって助かりました。

Scenario: 私のお隣にはご高齢の女性が一人で住んでおられる。90歳だと伺っているのだが、お元気で何でもご自分でなさるのだそうだ。今日はごみ収集の日だが、いつも真っ先に出されるのに今日はまだ姿が見えない。心配になって訪ねてみると、昨日転んでから足がひどく痛むのだそうだ。すぐ病院に連れて行くと骨折していることが分かり、娘さんに連絡した。娘さんはとても感謝して下さってこう言われた。


「あなたがいてくださって助かりました。」



"She is lucky to have you."


【ポイント】"have + 人"を使おう。


"have"は英単語の中でも最もよく使われる単語のひとつだと思います。一般動詞で使う"have"の日本語のニュアンスは「持つ」ですが、日本語では「ある」、「いる」になることが多いです。


しかし、「ある」、「いる」という表現では、英語で"There is ~."だと習うので、意外と"have"を使いこなせていません。


今日のブログでは、特に「have + 人」を使った表現に焦点を当てて見たいと思います。
(例文はロングマンを参照しています。)


"There is ~."の「ある」、「いる」との違いを感じてみましょう。


She has an uncle in Tokyo.
彼女には東京に住んでいる叔父がいます。


There is her uncle in Tokyo.
東京には彼女の叔父がいます。

It was nice for Alice to have friends of her own age.

アリスに年が同じ友人がいてよかったわ。



いくつか、"have"を「もつ」と表現しない例をあげておきます。


Luckily I had a friend with me who spoke German.
ドイツ語が話せる友達がついててくれて助かったわ。


Thank you for having me today.
今日はお招きいただきありがとうございます。 


Sorry, I didn’t realize you had visitors.
気付かなくてごめん、お客さんだったのね。


We had friends to stay over the weekend.
週末、友達が泊まりに来てたんだ。


I'm glad to have you here.
来てくれて嬉しいわ。



"have + 人"を使って会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「いろいろあってね。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。