らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1314. 何か喰ってけ。

Scenario: お盆休みに田舎に帰省すると、しょっちゅう近所の人がやってくる。またお墓参りに帰省した人が立ち寄ってくれる。そして必ずといっていいほど、用件だけではなく色々な話をしていく。そして父は大抵こう言っている。


「何か喰ってけ。」



"I'll get you something to eat."



【ポイント】"get you ~"を使って、日常よく使うフレーズを作ろう。


今日のフレーズは、結局「あなたが食べるものをあなたに持ってきます。」という意味になるのですが、"bring"ではなく、"get"を使っています。「あなたを得る」ではありません。


よく、「分かったよ!」とか「捕まえた!」、「やった!」と言いたいときに「ガッチャ!」(Gotcya!)と言いますが、それは"I got you!"で、完結している言い方です。


今日のフレーズは、それに、もう一つ目的語(直接目的語)がついた、〔「〇〇に~を」の形(SVO1O2)です。そうなると、「O1にO2を~する」となり、"get"は、


「~を持ってきてあげる」
「~を見つけてきてあげる」
「~をとってきてあげる」


になります。


「あげる」の日本語表現は、相手によって、「~してやる」になることもあります。


また、
今日のフレーズは、お客さんの応対をしている人以外の人が言うとすると、


「何か作るから、食べていきなよ。」になるかもしれませんし、「食べるものならあるわよ。」になるかもしれません。


"eat"のところを"write with"にすると、


"I'll get you something to write with." となり、


「何か書くものもってきてあげるね。」と、相手に渡すボールペンをとりに行くかもしれません。


退屈そうにしている人には、


"I'll get you something to read." 「何か読み物持ってきてあげるわね。」になるでしょう。


"get you"を入れるだけで、「相手に~してあげる」感覚がだせるのです。




".get you ~"を使って会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「ワンランク上のライティング---reputation」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。