らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1459. いいよいいよ、悪いから。

Scenario: となりに90歳で独り暮らしをしているおばあちゃんがいる。出かける様子だったので、どこに行くのか聞くと、葉書を買いに郵便局まで行くという。買い物に行くついでがあるので、買ってきてあげると言うと、こう言った。


「いいよいいよ、悪いから。」




"Don't trouble yourself."



【ポイント】"trouble"を動詞で使う。


今日のフレーズの、"Don't trouble yourself."は、「気をつけてね。」という意味ではありません。


次のような使い方をする口語です。


"don’t trouble yourself"
spoken 
used to politely tell someone not to help you
自分を助けなくてもいいと丁寧に言うときに使う (口語)



Please don’t trouble yourself. I can manage.
気にしないで、何とかやれるから。



"trouble"の代わりに"bother"を使うこともできますが、その場合は、「重要なことではないから」とか、「大変なことだから」という理由で遠慮するような場合です。


"not bother yourself"
to not spend time or effort on something, either because it is not important or because it is too difficult
重要でないから、あるいは難しすぎるからという理由で、何かに時間や労力を使わない


Cliff didn’t want to bother himself with details.
クリフは、細かいことを気にしたくなかった。




この他、"trouble"を動詞で使う場合、次のような使い方ができます。(ロングマン参照)


 formal 
to say something or ask someone to do something which may use or waste their time or upset them 
相手の時間を使ったり無駄にしたり、相手を動揺させたりするようなことを言ったり頼んだりすること



I promise not to trouble you again.
二度とあなたを困らせないと約束します。

I don’t want to trouble the doctor with it.

そのことでは先生にご迷惑をおかけしたくないと思っています。

I won’t trouble you with the details.

細かいことで、難しいことを言ったりしません。




"trouble"を動詞で使って、会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「別に約束してるわけじゃないから。」です。"promise"は使わないで表現します。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。